アメリカのBMX大会事情とプロライダーのポジショニングにアメリカの大会とプロライダーのポジショニングについて書いてみた
その中で ”ライダーの価値” を簡単に書いてみたが
今回は価値あるプロライダーって何だろうというのを考えてみたい
まず、ここでプロライダーというのを定義しよう
人によってはスポンサーがついてたら、プロライダーと言う人もいるが
ここではBMXまたはスケートをすることで自活していることをプロライダーと定義しよう
自活するための収入源はどこから得られるかな?
以下の3つがソースとしてあるだろう
・企業
・個人
・家族
でも、プロライダーと言うのだから収入は企業からもらうことにしよう
家族の援助はもちろんいいことだけど、金銭的な援助はプロというのなら自分で得るように考えてみよう
では、次は
企業から見たライダーの価値ってなんだろう?について考えよう
一言で言えば、企業はなんらかの商品・サービスを販売しているから
ライダーがその企業とかかわることで商品・サービスがさらに売れればいい
ほな、次は企業のバリューチェーンの中でライダーがどうかかわれるのかを見てみよう
バリューチェーンは企業の物の流れなんだ
各部分でライダーがかかわったら売れるようになるなんてことを右隣の”ライダーがどうするのか”という欄に書いている
そのまた隣は、どんな業種でライダーが貢献できるのかを書いている
では、バリューチェーンのそれぞれを詳しく見てみよう
1.開発
企業の製品開発にライダーが携わることができる実例: 靴メーカーはライダーのシグネチャーシューズを開発・販売
DC shoesではプロスケーターJosh Kalisのシグネチャーシューズをリリース2.製造
ライダーが実際に作ると売れるか?
あまりそのような例はないが、FBMはライダーたちが実際に製品を作っている
そして、それを強みの一つとしてマーケティングに活用している3.出荷物流
ライダーが出荷・配送をすると売れるのか?
必ずしもそうは言えないだろう、出荷で差別化をするのは、ちょっと難しそうだ。ライダーならではの工夫ができるのならいいんだけどね4.プロモーション
ライダーがプロモーションをすると売れるのか?
ここがライダーの一番の活躍所だ、これについてはあとでもっと掘り下げて考えてみよう5.販売
ライダーが営業活動を行うと売れるのか?
営業活動でライダーを活用するのは大いに効果があると思う
実際に僕が代理店の仕事をしているときにライダーであるから売りやすい、売れたということはたくさんあった。6.アフターサービス
BMXの場合のアフターサービスは整備、修理になるだろう
こんなことが得意なのはプロBMXショップだね。ライダーが行うことでよりいいBMXに仕上がるということは多いにある!
実際僕の自転車のメンテナンスはY’s Road 池袋の友村君にやってもらい最高の自転車にいつも仕上げてくれる
4.プロモーションでのライダーの活躍できることをもうちょっと深く見ていこうか
今度は消費行動のプロセスに沿ってプロライダーに何ができるのかを下の表に書いてみよう
上の表の”活用に適した媒体”を見るとライダー個人ができることは結構ある
大会に出て活躍するのもいいだろう
しかしストリートの大会は例えば5年前と比べて開催される数が少なくなっているし
BMXの専門誌”BMX FREEDOM”も今は無い
以前のように既存のイベント、メディアに頼るだけでいいのだろうか?
志の高いライダーなら自らBLOG,SNS, YouTubeで積極的に情報発信をすることが今は有効な手段だと僕は考える
ユーザーにインパクトを与えられる方法も増えているから、次はそんなことを考えてみようっと
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