日経新聞に日産GT-R開発責任者の水野和敏さんのインタビューが掲載されていた。
日産GT-Rの開発の姿勢の部分に学びのポイントがあると思ったので下に書いてみる
製品ではなく作品。
作品は機能が優れているだけでなく。『すごい!』という感動が不可欠だ。それを目標にした通常の新車開発の半分の約40人でチームを組んだ。
全員が自分の仕事に責任を持ち、同時に同じ方向を向いて協力するのに最適な人数だ。
人が多すぎると、他人を頼りにしたり、まとまりが悪くなったりする(フルモデルチェンジで通常5-6年かかるが)約4年でできた。
F-1チームぐらいしか使わない車両計測システムを導入し、
すべてのデータを全員で共有することで、気持ちを一つにできたことが大きい
◇みんなが同じ方向を見る
手段: 少人数チーム
情報共有
◇各自が仕事に責任を持つ
手段; 少人数チームでタスクがはっきりとしている
◇仕事に情熱を持つ
手段: 作品を作るというやりがいのある目標
少人数チームでみんなに情報共有がされている
最新鋭の計測システムを使用
最高の車を作るための環境を水野氏は考えて実現をしたのだろう
そして、チームの情熱を保たせるためのマネージメントにも水野氏の経験・Know-Howがあるのだろうね
そこのところも是非とも話を聞きたいところだ
お金で仕事は買えるけど、人の心までは買えない
そこでどのようにしてチーム全員に情熱を持たせ、維持させるのかというのはプロジェクトを率いる人の一つの課題なんだろうな
[ネタ元: 2月28日日経新聞]
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