友人3人で読書会をすることになった
読書会とは課題図書を決めて、みんなが課題図書を読み
それぞれ紙1枚に自分の思ったことなどをまとめる
その後みんなで集まった本について、本から学んだことを議論するんだ
第1回目の読書会の本が自分の小さな「箱」から脱出する方法
本はこれ
自分の小さな「箱」から脱出する方法
ステキだと思った内容を書いてみるね
この本では「箱」という表現を使って、自分が相手に対して「箱」の中にいるのか、外にいるのかについて教えてくれる
「箱」とはなんだろう。箱を定義するより自分が「箱」の中、外にいる状態を僕なりに書いてみる
・「箱」に中にいるときの自分
相手に対して自分の都合だけで物事を考える自己中心的な人になっている
僕も相手によっては「箱」の中にいると思う
・「箱」の外にいるときの自分
相手も自分と同じ人間で対等であることを認識する
なので自分の都合だけで物事を考えず、相手の立場も考えることができる
では、箱の中にいるとどうなるのか?
箱に入ったままだと、相手のために何かをしてあげようという気持ちにならない
自分がどう見えるか、それが最大の関心事になる
これは面白くないね
では、この違いはどこから来るのだろうか?
箱に入っているときと入っていないときに
相手とのコミュニケーションの際、こちらが外見上何をしているかではなく、
心の中で相手をどう思っているかが、問題で
相手はそれに反応する という
上のことを読むと何をするかではなく
どう思うかで行動が変わるということなんだ
では、自分が「箱」の外にいるとどうなるのか?
会社、家族などの組織の中で自分が相手を物としてではなく
あるがままの人間として見てもらえると、頭が切れる人はさらに頭を働かせ、
スキルを持った人はさらにそのスキルを発揮し、よく働く人はさらに懸命に働くという
何か、「箱」の外にいるといいみたいだね
さらに、もう一つ"自分への裏切り"ということも説明している、下の感じだ
自分への裏切り
1.自分が他の人のためにすべきだと感じたことに背く行動を、自分への裏切ると呼ぶ2.いったん自分の感情に背くと、周りの世界を、自分への裏切りを正当化する視点からみるようになる。
3.周りの世界を自分を正当化する視点から見るようになると、現実を見る目がゆがめられる。
4.したがって、人は自分の感情に背いたときに、箱に入る。
自分を裏切り続けると「箱」に入っていくみたいだね
本ではもっと自分への裏切りについて具体例を用いて分かりやすく説明しているよ
箱の中に入っていても、いなくても自体、相手を改善しようといろいろ行うが
箱の中にいると無駄になってしまうことがある、それを下に引用しておく
箱の中にいるときに、しても無駄なこと
1.相手を変えようとすること
2.相手を全力で張り合うこと
3.その状況から離れること
4.コミュニケーションを取ろうとすること
5.新しいテクニックを使おうとすること
6.自分の行動を変えようとすること
最後に本の中にあったまとめを引用しちゃいます
知っておくべきこと
・自分への裏切りは、自己欺瞞へ、さらには箱へとつながっていく
・箱の中にいると、業績向上に気持ちを集中することができなくなる
・自分が人にどのような影響を及ぼすか、成功できるかどうかは、すべて箱の外に出ているか否かにかかっている
・他の人々に提供するのをやめたとき、箱の外に出ることができる知ったことに即して生きること
・完璧であろうと思うな。よりよくなろうと思え
・すでにそのことを知っている人以外には、箱などの言葉を使うな。自分自身の生活に、この原則を活かせ
・他の人々の箱を見つけようとするのではなく、自分の箱を探せ。
・箱の中に入っているといって他人を責めるな。自分自身が箱の外に留まるようにしろ。
・自分が箱の中にいることがわかっても、あきらめるな。努力を続けろ
・自分が箱の中にいた場合、箱の中にいたということを否定するな。謝ったうえで、更に前に進め。これから先、もっと他の人の役に立つよう努力しろ。
・他の人が間違ったことをしているという点に注目するのではなく、どのような正しいことをすればその人に手を貸せるかを、よく考えろ。
・他の人々が手を貸してくれるかどうかを気に病むのはやめろ。自分が他の人に力を貸せているかどうかに気をつけろ
本書では、すごく分かりやすく説明しているから人間関係を改善したい人
自分を新たな視点で見つめなおしたい人にはいい本なんじゃないでしょうか