僕の友達、僕が行ったBMXをやってたからできた仕事を思い出すだけ書いてみます
BMX、アクションスポーツを一生懸命やっていて、ライダーとして食べていきたいと思うだろう
ライディングのみでもいいし、ライディングと何かを併せ持ったライダーとして世の中に価値提供をすることもできる
では、仮にその思いがかないライダーとして食べれるようになった
年齢を重ねてライダーとしてやれる時期も短くなっていくため
しばらくして次考えることは、『次、何をしよう?』と思う
自立して生きていくためには収入を得続けなければいけない
以下の一覧は現役ライダーだからできること、現役ライダーでなくてもできることが混じっているが
何か、参考になったり、考えるきっかけになってくれたら嬉しい
■BMXライダーだからできたこんな仕事
自分以外の人
・TVCMに出演する
-友人の大将、ウッチー、アトム君たちがCM出演を果たしている
TVCM出演は一度はしてみたかった、BMXライダーとして世の中でアピールできる花形のお仕事ではないだろうか?
一度でもいいからやってみたかったなぁ~(笑
・ガチャピンの中に入って大会に出る
-丸屋薫が駒澤公園での大会でガチャピンになる
ガチャピンの気ぐるみを着て大会に出場した友人の丸屋はすごかった!かっこよかった!
ぶっちぎりでノービスのストリートクラスで優勝したから最高だった
・BMXメーカーBMXパーツメーカーを作る
-ARES BYKESを立ち上げた宇野陽介
FunFancyの世良さんと共にARES BYKESを立上げ、日本のみの自転車ブランドだったのが
今は世界進出を果たしたビック ブランドとなった
宇野陽介、ライダー、世良さんたちの思い、情熱によって実現したものだろう
-059BRANDを立ち上げた田辺氏
僕は多くを知らないが、彼が個人で切り盛りしていると思う
彼のBMXへの愛、情熱がこのようにブランドを立上げ、運営し続けられているのだろう
ブランドを作って、続けていくことは容易なことではなく、継続的に必死に自分の情熱と労力を注ぎ込む必要がある
それを成し遂げている上の2ブランドに僕は敬意を表する
自分の経験から>現役ライダーだからできること
・イベント、ショーで自転車に乗って、観客を楽しませる
-初めて人前でBMXに乗ってお金をもらったのが中学2年生のときだった
夏のお祭りでBMXのショーを行い盛り上がったんだ
楽しかったし、気持ちよかった、おまけに最後に1400円もらってとても嬉しかった
当時の僕のお小遣いは1200円/月だったからねww
-さまざまなショーに出演
自分の自転車スキルによって人を喜ばせられるのなら、それは最高に嬉しいことだ
僕は過去にデパートの屋上、富士急ハイランド、クラブ、イベントで自転車で飛んでいた
ショーを行う場合は出演料をもらうケースが多いが、自分が有名なライダーでないのなら
最初は無料でもいいからショーに出て経験を積んでいったほうがいい
大会での実績、メディアの露出、そしてショーを盛り上げられる実力を持ったら
出演料をもらうようになってもいいだろうね
・雑誌、新聞から取材を受ける
-雑誌の取材、雑誌のタイアップ記事に出演をする
1997年~2005年ぐらいまでだろうか、雑誌への出演で1回1万円~2万円をいただいいたことがあった
タイアップ記事になると広告主が付くため出演料が5万円になっていたときもあった
通常、出演費はまったく出ないんだけどね
BMXやり続けるとラッキーなときがあったりする
・ラジオ・TV番組に出演
-BMXライダーとして取り上げられインタビューされる
TV東京で”1080”という番組があった。そこにゲストとして出演
またはフジテレビのJUNK SPORTSにゲストとして出演をした
-BMXライダーとしてタレント・芸能人にBMXを教える
・2000年ぐらいにウッチャンナンチャンの”うりなり”という番組でナンチャンが映画を作るプロジェクトにて
ナンチャンのBMXを指導し、撮影現場のインドにも同行
・2006年のお正月かくし芸大会にてほんじゃまかの恵さん、はたようくさんにBMXを指導
自分一人では足りないため、カイト君、西野、シドにも先生役をお願いした
-バラエティー番組の中で自転車のプロということで芸能人がやる見本をする
TV朝日の”ぷっスマ”にて芸能人たちが行っているゲームの中に自転車で平均台を走るというのがあった
このゲームの見本演技をするということで出演
・イベント、大会でMCをする
-BMXライダーはイベントに行く機会があるので、MCをするチャンスが生まれることがあります
僕はよく司会者として声をかけられることがありました
ショー、イベントではライディングをするよりも司会者をお願いされることが多かった
僕の考えるMCの役割は『ライダーと観客をつなげること』だと思ってきた
だから技の名前を言うのではなく、観客にライダーを応援させるようにする
そしたらライダーももっといいライディングをする!
ライディングがいいと観客にも伝わり、もっと観客が応援をしてくれるというサイクルを生み出すように心がけていた
イベントでのMCはいい出演料をいただいていた
・海外(アジア)に飛んでショーをして、大会の審査員をする
-2000年にマレーシアで開催された大会にてデモの依頼と審査員として招待された
大将とマレーシアに行って現地の3日間に渡るBMX、スケートの大会・デモにて審査員とでデモを行う
これは大変面白い仕事だった。主催者側が高級ホテルを用意してくれ、毎日朝はプールに入って目を覚ましていた
出演費は$1500ぐらい、旅費・宿泊費は主催者側が支払う、かつ日々の生活費で一日$400をもらっていた
$400は現地の高卒の人の初任給に当たる金額で現地の日本人がこの金額に驚いていた
これは8年ぐらい前のことなので、このような話はもうあまりないだろう
・トークショーに参加してお話をする
-お台場でのTOYOTAのイベントにてトークショーを行う
1999年ごろ自分のライフスタイル、自転車への思いを観客の前で話した
話すだけではつまらないので、田中幸太郎氏にデモをお願いをした
アスリート、アーティストたちのライフスタイルなどを紹介し、本人を招いてトークショーをするというイベントに出演した
僕は
自分の経験から>現役ライダーでなくてもできること
・海外のBMXプロライダーを日本に呼ぶのを手伝う
-海外のライダー友達が増えると、日本のイベントで海外のライダーを呼びたい人から声をかけてくれるときがあります
2001年辺りのCore X-gameの時にDave Mirraを呼びたいと言うことで、Daveに電話をして来日してくれるように交渉を行った
また、その他の海外プロライダーたちに連絡をし大会告知をしていた
・雑誌に記事を書いて提供する
-今はないがDig-it'zine(フリーペーパー)にて英語・日本語講座を執筆
これはお金をもらうことはないが、喜び、楽しさとDig-itへの愛のために行った
Dig-it'zineへの執筆がきっかけで雑誌への執筆を行うきっかけとなった
僕の可能性を見出してくれたのがDig-itのSkipさん、あゆみさんとマグーさんだと思っている
-ストリートカルチャー雑誌、自転車雑誌に大会、イベントのレポートを執筆
海外の大会でのレポート記事を執筆したり、PropsのRoad Fools3に参加したときのレポートを執筆をした
・TV番組の制作に携わる
-1999年~2004年:CS・ケーブルTVチャンネルでラッキーなことにTV番組を持たせていただいたことあった
当初は企画、出演、CG、オープニング、エンディングを担当していたが
大学を卒業した肇ちゃんがその後は番組制作全てを行ってくれた
・BMXに乗っているビデオ、映像を作って商売をする
-1998年にビデオレーベルJuicyVisionという名前でビデオを作って販売をし始めた
僕が編集したビデオは4本だが、その後、肇ちゃんがたくさんのビデオを作ってリリースをした
現在、肇ちゃんは音楽PVなどクリエイティブ性の高い映像を作ったりと映像クリエイターとしての腕を磨きまくっている
・BMXの輸入販売代理店を行う
-JuicyVisionで築いた販路を生かして、ビデオ以外のものを売り始めたのがZEN DISTRIBUTIONの始めた
JuicyVisionで作ったビデオを自分で全国の自転車屋さん、代理店さんに売っていたためある程度の販路ができた
友達のビデオ、T-シャツの販売から行った。その後は小さなパーツ、そしてフレームの販売へと広がっていった
今はYossyがZ.E.N Distributionをしっかりお仕事をしている切り盛りをしている
・アクションスポーツのサイトの企画・コンテンツ制作をする
-X-GAMESの携帯サイトでの企画からのお手伝い
友人がX-GAMESのサイトを行おうとしている会社に提案をしていたため
提案段階から企画内容作りのお手伝いをした
幸い、企画が通り実際にサイトを作ることになり、サイトの中のコンテンツ作りの一部を担当
毎週、NEWSや待受け画面を作っていた
BMXライダーで、アメリカの大会に行っていたからこそ、できたことがたくさんあった
BMXライダーをしていて、BMXに関連するお仕事ができるというのは幸せなことです
でも、こうしてみるといろんなお仕事がありますね
BMXを愛している人なら若いときは乗るだけでいいけど
段々BMXに関連した何かを行いたいと思うことがあるかもしれない
そんなときはこのエントリーが少しでも参考になれば嬉しいな