BMXライダーだからできた仕事を先日書いたが、内容は日本に限った内容であった
これをきっかけに海外で活躍していたライダーでビジネスオーナーになった人
また、プロライダーと何か別のことやっている人をインタビューしてみたら何か面白いことが見えるのかと思った
早速、世界のBMXシーンに多大な影響と貢献をしてきた、僕の友達でスポンサーのJay Miron(ジェイ ミロン)に質問を投げたら返ってきたので掲載してみる
Jay Mironは89年から雑誌の表紙を飾るなど大活躍をしてきたスーパープロライダーだった
現在は自分でBMXに関連する企業を数社立ち上げてビジネスを行っている
僕がJay Mironを知ったのは18年ぐらい前で、15年前ではJay Mironは僕の憧れの存在だった
10年前~15年前のときのJay MironはBMXライダーとして誰にも止められないぐらいのトップライダーだった
その証拠の一つとしてJay Mironはダブルバックフリップなど30個以上の技を発明しているんだ
彼のBMXの履歴が23magにあるのでよかったらアクセスしてみてね
Jay Mironと僕の関係
Jay Mironとの始めての出会いは彼がMat Hoffmanと来日した15年前だ
始めてあった翌年にアメリカの大会でJay Mironと会ったときに彼が僕のことを覚えててくれた
その後は僕がアメリカの大会に頻繁に行くようになり
Jay Mironとも一緒に自転車に乗ったり、話したりする機会も増えていき
彼がMacneil Bikesを立ち上げた際に来日してデモをしたんだ。そのときにJay MironからMacneilに乗らないかとお誘いを受けた。
こんな光栄なことはないよね。それ依頼Jay Mironとはより深い仲になっていった。
僕がGlobal X-gamesに出場する際にカナダに行ってJay Mironの家にやっかいになったんだ
今はたまにメール、電話で話す感じだね
長くなっちゃいましたが、Jay Mironインタビューをどうぞ
質問:自己紹介とBMXでどんなことを成し遂げてきたか教えてください
名前はジェイ ミロン、 カナダ バンクーバー在住
17年間プロライダーとして競技に参加している間、6つの世界チャンピオンのタイトルと9つのX-gamesでのメダルを獲得したんだ。
ビジネスマンとしてはBMX関連の会社をいくつか所有しているよ。Mac Neil Bikes,Ten Pack
Distribution, Metro BMX Jam Inc. と Pivotal seatsのオーナーだ
原文:
I'm Jay Miron from Vancouver Canada. In my time as a rider I competed as a
pro for 17 years. I won 6 world championship titles and 9 X-Games medals. As
a business man I own several bmx related businesses. MacNeil Bikes, Ten Pack
Distribution, Metro BMX Jam Inc. and Pivotal seats.
質問: プロBMXライダーでいながらも、どうしてビジネスを始めようと思ったの?
自転車業界の人たちといるのが楽しいのと、業界にたくさんのいい友達がいるからビジネスを始めたんだ。
自転車業界でビジネスを始めればBMX業界の一部でい続けることができるでしょ
そして、一緒に働いている人たちと僕でBMXをより良くするアイディアがあると思うんだ
原文:
I started the business because I enjoy being around people in the bike
industry and have a lot of good friends. This enables me to stay a part of
it. I also think my co-workers and I have good ideas that will help make BMX
better.
質問: 自分でビジネスをするいい点を3つ上げてみて
・最高の友達と一緒に働ける
・まだ、ただで洋服、靴、自転車などがもらえる
・自分が愛しているスポーツに対して影響を与えることができる
原文:
・I get to work with my best friends.
・I still get free clothes, shoes, bikes and lots of other stuff.
・I get to have some influence over the sport I love.
質問: ビジネスを続けていくに当たって厳しいこともあるよね。それを教えて
・友達と思っていた自転車屋さんが支払いをしなくなり、彼の自転車屋にパーツを送るのを辞めなければいけないとき
・自転車パーツを待っている自転車屋さんに送る荷物が税関で止まって荷物を届けられないとき
・チームライダーが自分の扱いが他のライダーより劣っているということで怒るとき。子供を扱っているみたいだよ
原文:
When people you consider friends don't pay their bills and you have to stop
sending their shop bike parts.
When a shipment gets stuck in customs and you aren't able to ship parts to
bike shops who are expecting them.
When a team rider gets mad at you because he thinks you treat other team
riders better. It's like having kids.
質問: 何が自分のビジネスを続けるためにやる気にさせるの?辛い時期を乗り越えられるぐらい
辞められないぐらい深くかかわっちゃったよ。それとローンもあるしね
原文:
I'm in too deep to quit now. Gotta pay the mortgage.
質問: 読者とBMXプロライダーを夢見ている人に対してメッセージをお願い
BMXプロライダーは夢の仕事だよ!これ以上楽しい人生はないね
だけど、これはバケーションじゃないから、嫌なときでもスポンサーのために働かなくてはいけないってことを忘れちゃいけないよ
原文:
It's a dream job and can be the most fun life you could imagine. But
remember that it's not a vacation. You still have sponsors to work for and
sometimes you don't want to.
08年8月13日 Jay Mironからの返事を和訳
自分の解釈
Jay Mironは世界のBMXトップライダーであったが、今はBMXビジネスマンになっている
メーカー(Macneil,Pivtol)、流通(Ten Pack)、興業(Metro Jam)の3ドメインでのBMXをより活性化するビジネス展開だ
この3ドメインのビジネスがお互いにプラスの影響をし合う相乗効果があると僕は考える。
その相乗効果をプラスの方向に回すために必要なことは、根幹にJay MironがBMXライダーであるがゆえのライダーの気持ち、立場が分かるということと常にパートナーたちといい物を作り続けようという情熱とBMXへの愛があるからだろう
Jay MironはBMX業界において大きな成功者だね
次回はColin Mackayのライダーとお仕事に関するインタビューを掲載します
関連記事