今回でBMXライダーのお仕事インタビュー4回目だ
4回目にして歴史上世界の頂点に立つBMXライダーのMat Hoffmanのインタビューを紹介できるのは光栄だ
Mat Hoffmanのことを知らない人のために軽く紹介させてね
Mat Hoffmanの紹介
BMXライダーとしてのMat Hoffman
彼が作った技・優勝した大会は数知れない
14歳でExpertクラスで大会に出場し、優勝!!
それから雑誌によく出没していた
17歳でプロライダーになると同時に最初の大会で優勝してしまう
それから彼の快進撃が始まる
ビジネスマンとしてのMat
・92年に自転車メーカー:Hoffman Bikesを作る現在、Hoffman BikesはBMX業界の中でも最も大きな自転車メーカーへと成長した
・大会シリーズを作り運営
BSシリーズという大会を始め、後にX-GAMESのBMXを仕切ることになる
・91年にHoffman Promotionというショーのプロデューサーする会社を設立
HoffmanPromotionは後にHSAとなる
Mat Hoffmanと僕の関係
Mat Hoffmanと最初に会ったときにJay Mironとも初対面だった94年だ
その後、僕がアメリカに遠征に行き、彼の主催する大会に出場し、ちょくちょく会っていた
Matは嬉しいことに僕のことを覚えてくれていて、チョクチョク話、メールをしていた
彼と僕の大きな共通点はお互いが怪我をたくさんしていたことだ
アメリカはスポーツ医学が発達しているため、ヒザの靭帯に関する相談は以前Matにしていた
そんな彼に今回インタビューをお願いしたら快く答えてくれたことはとても嬉しいし、光栄なことだ
Mat Hoffmanの歴史と彼が成し遂げたことはここにあるよ
Mat Hoffman
Mat Hoffmanのインタビュー
質問:自己紹介とBMXでどんなことを成し遂げてきたか教えてください
マット ホフマンと申します。そして、BMX通じてまだ進化している夢を成し遂げていまる
仕事はショーをしたり、ショーをプロデュース、自転車とパーツを作ったり、大小の大会を運営、BMXをスポーツとして発展させるために疑いない情熱を持って自分なりにやっているよ
原文
My name is Mat Hoffman and I¹ve accomplished my ever-evolving dream through
BMX. I do shows, produce shows, make bikes and accessories, organize big
and small contests and help guide the sport with it¹s best authentic
interests in mind.
質問: プロBMXライダーでいながらも、どうしてビジネスを始めようと思ったの?
自分がBMXに乗るときは限界まだやるんだ、だから自分の足の下にあるものが自分の人生を預けられるぐらい信頼しなければいけない
当時の技が進化はBMX(自転車)、パーツの進化が追いつかないぐらい早かったんだ
そして、大手の自転車メーカーたちが作る商品は、技の進化についていこうとしていなかった
だから、自転車、パーツの弱さが原因で僕は何回も病院に運ばれた経験から、自分が信頼できる自転車をデザインし始めたんだ。
このときはBMXが不況だったから、業界はお金もなく、ライダーたちが集まってBMXを祝う大会もイベントもなかったんだ。
だから、俺はBSシリーズという大会シリーズを始めた
そして、新しいライダーが生まれるためにBMXを世間に見せることを自分たちがショーを行って実行していた。
このようにして、ショーによってBMXに対する子供たちの興味を惹いて、
自分の自転車を提供し、BMXにハマってもらい。
大会シリーズへの参加して、BMXシーンの一部になってもらうことをサイクルを提供したんだ。
原文
When I ride I like to push it so hard I have to trust my life with what I
put under my feet. I saw our sport being pushed further than the equipment
could handle and the larger companies not keeping up with the progression.
So to lessen my trips to the hospital because of equipment failure I started
to design my own bike I knew I could trust. This was at a time the sport was
going through a recession and so there was no money to be made and there
were no competitions or events happening to give the riders a place to come
and celebrate BMX, so I started a contest series called the BS series. I
started my show operations as my final ingredients to try to get our world
out in front of the rest of the world in order to recruit a new generation
of BMXers. This way I used my shows to grab kids attention, my bikes to get
them into riding and my contest series to make them a part of our scene.
質問: 自分でビジネスをするいい点を3つ上げてみて
独立
自分の遊びを仕事に変える機会
自分で自分の時間を作れる
自分でルールを作れる
原文
independence
the opportunity to turn you play into work
you make your own hours
you make your own rules
質問: ビジネスを続けていくに当たって厳しいこともあるよね。それを教えて
俺はハード ノック学校出身だからさ、俺は失敗から学ぶんだ。
自分はビジネスも自転車と同じように経営していて、大きく出ては痛い目に合うんだよ
だから、まだ自分のビジネスが存続しているのが驚きで。これに関して話したら1冊の本ができるぐらいだね
原文
I learn from my failures, so I came from the school of hard knocks. I run
my business the same fashion I ride. I go big and hit hard. I¹m surprised
my business is still alive. The stories I could tell would write another
book.
質問: 何が自分のビジネスを続けるためにやる気にさせるの?辛い時期を乗り越えられるぐらい
もし、あなたが人生で喜びと成功を味わいたいのなら、失敗と痛みがあること覚悟しなければいけない
人生は、そんな単純ではないんだ、痛み・リスクも選択しないといけないんだ
原文
If you want to experience the pleasure and success in life you have to be
willing and able to take the failures and pain. Life isn¹t easy pick your
pain.
質問: 読者とBMXプロライダーを夢見ている人に対してメッセージをお願い
BMXを楽しむためにやってくれ。
お金を作ることよりも、我々のスポーツの本当の価値(本質)に忠実でいることが大事だよ
原文
Do it for the fun keep true to the values of our sport that isn¹t
monetary.
自分の解釈
僕はMatと同い年だけど、成し遂げてきたことと勇気を与えて来た人のスケールが違いすぎるねww
彼の作ったライダー視点でのバリューチェーン上のビジネスはステキだ
Matがバリューチェーンを意識して作ったのではなく、彼ができること、必要だと感じたことを作った結果だと思う
彼のBMXへの愛と情熱がここまでやらせたのだろう
以前、アメリカに行ったときに、Hoffman Bikesが大きく赤字でどうのこうのなんて噂を聞いたけど、そんなのは大きなことではなく、Matの情熱で黒字に転換させたのかもしれない
BMXライダーとして培った不屈の精神でビジネスを同様に回してしまうし、失敗しても立上げってチャレンジし続ける彼の強い精神力がある。
さらに、彼のステキな人柄についてくる仲間もいるのもビジネス、自転車を続けてきた一つの大きな要素だと思う
Matが世界のBMXシーンに与えたことは非常に大きい
そこまで、大きなインパクトを与え続けることは難しいが自分自身、皆さんも自分なりにいいインパクトを与えられたらステキだね