会社にポツンとあったReal Design 06年10月号を読んだらプロダクトデザイナーの秋田道夫氏のインタビューがあったので読んでみた
秋田道夫氏のデザインで代表的なのが、デバイスタイルのサーモマグコーヒーメーカーや一本用ワインセラー、六本木ヒルズのセキュリティーゲートとLED歩行者用信号機などだろう
特徴としては、機能的で明快な造形と言われている。
そんな秋田さんのインタビューの中で目に止まった文を列挙してみる
それぞれに対して自分なりの解釈を書き足してみよう~っと
シンプルなものほど力強い
デザインの言語が明確で、やられたなあと思われるものが最後には残るんです
シンプルなものが特徴、メッセージがユーザーに伝わるということなんだろうね
僕はそんな風に解釈するな
我を張ることと強い主張は別物
我を張るということは自分の欲を押し通そうとすることかな
で強い主張というのは、相手の立場に立った考え、プロジェクトの成功のためと自分以外のために考えたことを伝えるということかな
主張の強いデザインは、やはり飽きが早い。
それと相反するように聞こえるかもしれないけれど、こんなところにもデザインがあるんだという事実に気づいてもらうこともメッセージといえます。六本木ヒルズのゲートや、それからLED信号機。
こんなさりげないところでデザインがあるのはいいですね
シンプルで目立たない所に、深く考えられたものが実はあったというのはオシャレだね
言葉にするときは、可能な限り短く、ワンワードないしは一行でピンと来ること。
キャッチーでないと、やはり伝わりにくいですよね。
資料、考え、アイディアは伝わりやすいほうが良くて
それには絵、言葉が大事になるよね
広告ならクリエイティブが大事になるしね
デザインも同じみたいだね
なぜデザインをやられのですか?
生きている証し。楽しくやって成立させられる仕事。
というか僕にはこれしかないんです(笑)
一つのことを熟達方というのは、ステキだね
そんなことを感じさせる秋田さんの言葉だと思います
人に喜ばれるのが好きなんですよ。普段はダジャレ連発。
デザインと笑いには何かしら共通点があると思います。
いいですね
デザインも笑いも人を喜ばせるために行う、それが秋田さんの感じる本質の一つなのかもしれませんね
自分の解釈
秋田さんの言っていることのポイントを僕なりに取り出してみると下の3つになる
1.シンプルで分かりやすいことが重要だし、強いインパクトを与えられる
2.我欲ではなく、ゴールに対して深く考えたものが主張となり、価値を生む
3.細部までの気遣いも重要
これらの要素は、デザインのみならず、さまざまなことに共通する要素だと感じる
例えば、下のように4つのことでこれらの要素を気にしながら、行うといい結果、成果が出せそうなことを出してみよう
ビジネスにおいての企画書・提案書の場合
1.シンプルであること
仕事で企画書をよく作るが、シンプルで分かりやすい書類が一番よく相手に伝わる
2.相手のことを考える
いい企画書・セールスシートを作るには相手の立場に立って考えることは一つの鉄則だよね
3.細部の気遣い
企画書、提案書などのクライアントに対して出すとき
誤字脱字があると結構目立ってしまう
しかも、ビジネスが本当にできる人たち、企業のトップにいる人たちはすぐに間違いなどが目に止まるみたいだ
大きなディールを得ようとしたら、企業のトップの人たちに企画書を見てもらわないといけなくなるため
よけい、細部まで気を配る必要がでてくる
だから、細部までの気配りはとても大事だと僕は身をもって学び、思っている
見直しをたくさんして、細部まで気配りが出てた書類を作ったときは、その書類から出てくるパワーが違うんだ
カチッとしているし、スマートなものになる
インテリア
1.シンプル
部屋でシンプルと言うのは、ここでは物が少ないとあえて定義付けをしておこう
部屋に物が少ないと広く感じるよね
片付けも掃除も楽になるためキレイな部屋として保ち続けやすくなる
深澤さんの著書『デザインの輪郭』にも書いてあったが部屋の中に物が少ないことが最高の贅沢と書いている
この考えとリンクすると僕は感じる
2.相手のことを考える
自分の住む部屋の場合、相手のことを考えても考えなくてもいいかな?
でも、相手が友達でホームパーティーをするのが好きで、ホームパーティーのことをちょっと考えてインテリアのレイアウトを考えたりするのはステキなことだと思う
あなたの部屋が友達が来たくなる部屋になるかもね
3.細部の気遣い
部屋のインテリアを細部まで考える必要はあるだろうか?
自分の満足のために細部まで気遣うのはいいと思うし
細部まで気遣いをすると清潔な部屋を保つことができるかもしれない
いいことだと思うがMustではないかな?
人間関係
1.シンプル
人間関係がシンプルということはどういうことだろう?
ここでは友達が少ないということではなく、自分自身の中をシンプルに考えて人と付き合っているということ定義付けよう
約束は守るとか、先に入った約束を優先させるなど自分の中で原則・ルールを作ることで自分の中をシンプルで分かりやすくすることができる
僕がこのように自分の中に原則・ルールを作っているんだけど
このように考えると自分の心がシンプルになって気持ちいい
だから、自分の中で原則を作ることはオススメする
これについてはいつか書くことにしますね
2.相手のことを考える
相手の立場に立って考えることができるのなら、人間関係はとてもスムーズになるでしょう
あなたは相手にこのように思われるでしょうね
「彼/彼女は私のことを理解してくれる、一緒にいていい気分になる」
3.細部の気遣い
人間関係に細部の気遣いは必要か?
大いに必要だと僕は信じる
やはり、ステキな人は細かいところにすぐ気が付く
ステキな心配りもするので、相手に対して驚き、感動、快適さを提供できるのだと思う
そんな気遣いのできる人に僕はなりたいと前々から努力しているけど、そんなすぐには気遣いのできる人にはなれないねww
僕なりに秋田氏のインタビューから取り出した要素を考えてみた
何か、有益と感じてくれたら嬉しいな