去年の8月にプロライダーたちのお仕事インタビューを始めてから11人をインタビューした
お仕事インタビューで僕が調べたかったことは、プロアスリートとして脚光を浴びて活躍していた人たちが、年齢を重ね30代後半、40代になったときにアスリートとして第1線から退いた後どうあるべきかということだ
アスリートとして活躍し、若い人たちの憧れの的であったが、現役を退くと普通の人になるのが、もったいないと思っている。
プロライダーを辞めてから数年後には、例えば「この経済誌に出ている○○って人は、昔、BMXのプロでチャンピオンだったんだよ!」と言われたい!一度でもプロライダーになった人はそう言われて欲しいというのが僕の想いだ
当初考えていたのアフター アスリートが素敵・かっこいいイメージは
現役アスリートのときは、ライディングで人を惹き付けていた、その後は大人として立派な生活をしているのがプロライダーのその後として1つのあるべき姿のイメージだった
大人として立派な生活というのは、ちゃんとした所に住み、家族も養い、立派な仕事をしていて、生きがいもある。
それだけではなく、せっかくプロとしてBMX、スケーターとしてプロとして活躍をしていのだから、自転車から降りても、スケートボードに乗っていなくてもプロと呼ばれる仕事をして、人に見られても恥ずかしくない生活をしているのが素敵だと思っていた
僕は上のように、目で見て分かりやすい物理的なところを見ていたが、お仕事インタビューを始めてから、本質はそこではないのだろうと感じ始めた
11人のインタビューを通して思うアスリート後に素敵・かっこよくいるために重要なこと
08年の夏から下の11人がインタビューに答えてくれた
Jay Miron
Mat Hoffman
Colin Mackay
Clint Millar
Mike Ardelean
Stew Johnson
Harrison Boyce
Joe Rich
Ed Koenning
北島宗和
荒畑”145”潤一
みんな素敵な人たちだ。
生きた伝説となった人(Mat Hoffman)、起業した人(Jay Miron,Mat Hoffman,Clint Millar,Joe Rich,荒畑潤一,)、素敵なお父さんになった人(Ed Koenning,北島宗和)、スキルを身につけてビジネスマンになった人(Colin Mackay,Mike Ardelean,北島宗和)
彼らのインタビューを通して僕が感じたプロアスリート後でも素敵でかっこよくいるためには”努力し続け、チャレンジし続ける”ことが重要だと強く感じた
もちろん、前提としては自立しているというのが入るけどね
現役アスリートのときを考えても、自転車の大会で観客が一番見たいのは、
うまい人がチャレンジをする姿であると僕は経験上強く思う
もうちょっと付け足すと、それは無謀なチャレンジではなく考えられたチャレンジだ
また、生物学的にもダーウィンの進化論のとおり”変化し続けるものが生き残る”というのを人に置き換えると”努力し続け、チャレンジし続ける”ことに直接結びつくと言ってもいいだろう
インタビューに答えてくれた11人は大なり小なり努力をしていて、チャレンジをしている人たちだ
BMX、スケートボードでトップになるには、たくさんの失敗を繰り返しながら、人一倍努力をし、挑戦をし続けなければ到底ならない。
チャレンジをすることはプロライダーにはついて回るもので、
ましてやトッププロライダーとなれば、チャレンジをしたがる性格、性分でなければトップの立つほどの実力を体得し、持ち続けることなんてできないと僕は自分のトップライダーとしての経験を通しても感じる
もしかして、”努力し続け、チャレンジし続ける”は素敵だということは現役&アフター アスリートだけではなく、人としても言えるのかもしれないとも思っている。あなたはどう思われますか?
関連記事