ロッテリアの新製品"絶妙バーガー"の体験会に行ってきた
グルメバーガーが大好きな僕としては食べてみたいという単純な動機で参加した
イベントには安西ひろこさんと内藤大輔さんも登場し、僕たちに絶妙バーガーがおいしいことをアピールしてくれた
僕の印象に残ったのは、ロッテリアの執行役員の湯浅氏と商品本部池嶋氏のお二方が、今回の絶妙バーガーの開発話、こだわりポイント、おいしいポイントを話してくれたことだ。
お二方の話しから絶妙ハンバーガーに対する熱い想いがビシビシ伝わるんですよ
熱い想いを笑顔に乗せて話す湯浅執行役員
絶妙ハンバーガーを食べた感想
食べたときに感じたポイント4つ
・ハンバーグパテの肉がジューシーで、且つこしょうが効いてる
・レタスとタマネギがシャキシャキしてて、肉とのいいバランスを作ってる
・ソースがしつこすぎないけど、肉の旨味を引き立たせる感じだ
・大きさが小さく、男の僕はもう1つ食べたい
僕の感想
僕は素直の旨いと思い、また食べたいと思っている
ファーストフード店で食べられるハンバーガーというよりかは
グルメバーガー レストランで食べれる、あのジューシーなハンバーグ パテとシャキシャキの野菜の織りなす味に近いものが380円で食べれる
今度、妻を連れていこうと思っている
ゴツゴツしたパテと多めの野菜が好き
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ロッテリアが教えてくれたこだわり
今回の絶妙ハンバーガーを開発した1人の商品本部池嶋氏がたくさん教えてくれたポイントを列挙してみると
バンズ
日本人好みのふんわりとした食感のバンズを使用
小麦も一等級のものを使用
アメリカ人は固めのバンズが好きだというが日本人に好まれるのはふんわりしたというのがロッテリアさんの答えだ
パテ
12mm幅の粗挽きひき肉でパテを作っている
通常は2mmの幅のひき肉で作るとのことだ。
粗挽きにすることで肉の本来の旨味が味わえる。
僕が好きな肉のジューシー感を味わえたのはこれが理由だと思った
でも、粗挽きにすることで使う肉の部位が限定される。
絶妙ハンバーガーは肩、モモなどの肉を使っているみたいだ
さらに、粗挽きにすると肉の筋を取り除かないといけなくなる
2mm幅ならたぶん筋ごと挽いてしまうんだろうね
だから肉を挽く前に筋を取り除かないといけないという拘りようだ
野菜
トマトは種の部分が多くないほうが、しっかりとした食感が味わえるということで
種のゼリー部分の少ないトマトを使っている
ハンバーガーなのに、トマトのそんなところまで考えているなんて始めて聞いた
タマネギは辛みのある物を使っていて
辛みのあるタマネギを熱いお肉の上に乗せると甘みが出るという
ソース
西洋わさびとマヨネーズを混ぜたソースとディジョンマスタードの2種類のソースを使っている
ディジョンマスタードを高級なマスタードなのでファーストフードに使うことはあまり無いそうだ
でも、ソースで味をごまかすのではなく、肉の旨味を引き立たせるソースということらしい
確かにソースが旨かった
人
・現場のお店で作る人
絶妙ハンバーガーは通常のファーストフード店で作るハンバーガーよりも難しいという
通常はマニュアルがあって作るのが簡単なのがファーストフードだろう
でも今回はロッテリアの店長・店員に対して、今までよりも手間のかかる調理とパテと野菜のバランスを崩さないためのシビアな調整を要求しているという
だから役員、開発人たちは500店舗全部を回って店長を説得したと言っていた
・開発陣
フランス料理のシェフを筆頭に絶妙ハンバーガーを開発し
お客さんたちに「あのハンバーガーを食べたいからロッテリアに行こう!」と思わせるものを作りたかったと言っていた
ちなみにフランス料理のシェフは豚肉を食べて、その豚がどんな餌を食べたかも分かるらしい
そんなシェフを始めとしたロッテリアの人たちが試行錯誤を繰り返して絶妙ハンバーガーを作ったという
何よりも役員の湯浅氏を始めとするロッテリアの方々からは、
このハンバーガーを通して世の中に熱いメッセージを送っているのを感じた
とても人間臭いが、1つのハンバーガーにあらゆるプロたちが本気になって熱い想いを込めて続ければ
お客さんに笑顔と感動を届けられるのではないかという想いを僕は感じ、深い感銘を受けた
仕事のあるべき姿を見たようだ
おいしくなければ返金!!
絶妙ハンバーガーを食べておいしくないと返金してくれる
これはファーストフード店としてはすごい約束だ
謙虚な心と作った物への自信が感じられた
ロッテリアってどんなポジションに行きたいの?
ブロガーイベントの最後に僕からロッテリアの商品本部池嶋氏に下の質問をした
「競合他社と比べて、市場でどうなりたいですか?」
池嶋氏の回答を僕なりに下の図にしてみた
消費者の意識調査でロッテリアは品質はモスのちょっと下にいる
価格ではマクドナルドのちょっと上にいる
価格はそのままで品質でモスぐらいまでに行きたいということだ
これに加え、池嶋氏は「本当に想いを込め続ければ、中長期でお客さんに伝わると思う」と熱い回答をいただいた
僕はそういう人間臭い想いって大好きなんだよな
ロッテリアに心を奪われた瞬間でした
最後に
その道のプロたちが本気になって愚直に美味しいハンバーガーをリーズナブルな価格で提供することを追求した1つの結果が今回の絶妙ハンバーガーだと感じた
プロフェッショナリズムをまざまざと見せられた僕は、
美味しいハンバーガーを食べたことよりも
それを作っている人たちの強い想いに感服した
プロたちが集まってチャレンジをするとすごいことになるのと
その姿がかっこいいことを感じた
おまけ:安西ひろこさんも熱く応援してました