このブログでとても評判が良いエントリー嫌いな人に対しての対処法5ステップがありますが、これにもう1ついい方法を見つけたのでステップ3に付け足して、5から6ステップにします。
ステップ1:理屈で自分の損得を考えてみる
働いているときでもプライベートのときでも、嫌いな人のことを多少考えているのと、
自分の好きなこと、楽しいことを考えているのでは、明らかに後者が自分にとっていいに決まっている。
自分の頭の中を嫌いな人のことで満たしてしまうのは、本当に損で、気分が良くないことだ。
それよりも自分の好きなこと、楽しいことで頭の中を満たして上げたほうが気分が良い。
そして、自分の頭の中をコントロールできるのは自分自身しかいない。
だから、嫌いな人のことで自分の心が捕われるのは損だというのが分かる。
しかし、人は理屈だけでは動かないため、このロジックを頭で分かっても、心では納得がいかず、嫌いな人のことを考え、自分の気持ちがイライラして、嫌いな人のことを嫌いでい続けてしまう。
ステップ2:相手の嫌いな部分は自分も持っていると思う
「人のふり見て我がふり直せ」、「人こそ人の鏡」などのことわざでも表現しているとおり、
相手は自分の鏡ということを認識し、嫌いな人の、気になる部分は自分も持っているということを自分で受け止めて反省をする。
さらに、「この人は僕に自分の嫌な部分を教えてくれているんだ、ありがたいな〜」と自分に言い聞かしてみる。
でも、本当に自分が嫌い人の嫌いな部分を持っているということを、受ける入れるのは結構大変だ。僕の場合は、嫌いな人の度合いによってできたり、できなかったりする
ステップ3:相手は自分を守ろうとしているだけなんだと思う
自分の嫌いな相手がなぜ自分の嫌いなことをするのだろうと考えてみると
最初は嫌いな人は自分に対して嫌がらせをしているのかと思うが、それは自分だけの視点でみただけの考えだったりする。
本当に嫌いな人が自分に対しておかしなことを言ったり、おかしな態度をする本当の理由を相手の立場に立って考えてみると、その人が自分自身を守ろうとしているだけのときが多い。
だから自分の心の中で「あの人があのようにしているのは、自分を守ろうとしているだけなんだな。俺も自分を守るし、自然なことなんだ」と自分の中で思ってみる。
そのことに自分が納得できたら、相手のことを許せるようになる。
そうすると自分の心がとても軽くなる。
ステップ4:挨拶をする
口もききたくないほどに嫌いな人には、逆にこっちから積極的に声をかけ続けるといいと思い、とりあえず挨拶だけを積極的にするようにしてみる。
孫氏の兵法の中の言葉で"keep your friends close, but your enemies closer"(友を近くに置け、敵はもっと近くに置け)という言葉がある。
これにならって、自分の嫌いな人には、自ら近寄る作戦をとり、自ら積極的に挨拶だけでもするようにする。
これを試してみたら、結構良くて、自分の心の中のわだかまりが少し溶けていく感じが日々する
しかし、世の中には本当にひどい人もいたりして、回りに愚痴ばかり言う人もいて、
僕はそんな人はどうやっても好きになれない。
そんな人に対しては下の方法を取ってみた。
ステップ5:「達人」と思う
口を開いたと思うと後ろ向きなことしか言わない人は僕は相当嫌いだ。
そして、そんな人は自分の生活環境の回りにいないとは言えない。
このような人に対しての対処法としてはステップ1〜3では、僕の中ではどうしても対処しきれない。
そんな中、数ヶ月前にいい方法を教えてもらった。
すごく嫌いな人のことを「達人」と心の中で思うようにする。
自分にすごく嫌われるぐらいの存在になるというのは、もはや達人レベルと思うのだ。
「達人」という言葉にはネガティブな響きが無いため、「あの人は達人だ」と思っているうちにだんだん、自分の心が楽になっていくのを僕は感じた。
ステップ6:「感謝してます」と思っていなくても言う
ステップ4でも、まだ嫌いな人のことが気になっていたら、最終手段として用意している方法は「感謝してます」と本人に言うことだ。
自分の本音でそう思っているかどうかは別として、感謝していますと言ってしますのだ。
これを続けていると、本当に感謝するようになってしまい、それまで自分の心の中にあった嫌いという気持ちが薄れていくのを感じるだろう。
また、感謝してますと言われたほうは気を悪くはしないよね。
最後に
今回は追加した3番目のステップは、考え方を変えるための4ステップで書いた4つのステップを自分で行ってみたときに気付いた。
心を軽くするために、"自分・相手を許しなさい"なんて聞いたことがあるが、いざそう言われてできるかというと僕にはできないのがほとんどの場合だ。
だから、人を許すこと1つとっても自分の中でそれはどういうことなのかを考えてみたら、自分の心が納得いく許し方というのが見つけられた。
今回の1ステップを追加した背景には、そんなことがありました。
自分と向き合い、素直に自分と話し合うのはとても良いように思いました。
これからももっと深堀りしてみて、何か発見があったときはここで共有します。