Stanford大学のPodcast Entrepreneurial Thought LeadersにTwitterの創業者Jack Dorseyの講演があり、聞いたみた。
Twitterの創業者Jack Dorsey
長さ1時間のPodcastの中で特に面白かったのは、TwitterのCEO(Chief Executive Officer)であるJack Dorseyが考えるCEOの仕事についた話しだ。
彼はCEOを(Chief Executive Officer)でなく、(Chief Editorial Officer:編集長)と捉えCEOの役割を3つ挙げた。
それに加え、成功のための大事なことを2つほど話した。
では、良い会社を経営するために編集長は何を編集するのかを下に書いてみます。
CEOが経営のために編集する3つのこと
Jack Dorseyは下の3つのことに集中して日々の経営を行っているという。
1. 社員の編集
会社組織は社員みんなが1つのゴールに向かって働く。
だから、人の部分でおかしくなると会社全体が崩れ落ちてしまう。
だから、最高の人を取り入れる。
そして、会社にとってネガティブな人、会社に会わない人には去っていただく。
2. 社内外のコミュニケーションの編集
2-1. 社内のコミュニケーション
社員たちに、何をするのか、なぜするのか、ゴールは何か?
1年後の目標、6ヶ月後の目標、3ヶ月後の目標を示す。
2-2. 社外のコミュニケーション
社外の人たちにコミュニケーションするのは自社製品。
製品が会社を代表して人々にストーリーを伝える。
だから製品に対して全ての力を注ぎ込んで作る。
3. お金を編集
CEOは銀行口座にお金が入ることをマネージしなければいけない。
会社の口座にお金を入れるには下の2通りがある。
3-1. 投資による資金調達
投資家からの資金調達によって口座にお金を蓄える。
3-2. 売上を作ること
製品・サービスをお客さんに販売した売上によって口座にお金を入れる。
成功するための2つのこと
下の2つのことができればどこでも成功するとJackが言う。
1. 細かな部分全てを完璧にすること
細かなディテールまでも完璧にこなす注意力、仕事っぷりが大事。
人が気付かない部分までも目が行き届いているということだろうか。
2. 気をつけなければいけない部分を最小にする
気をつけなければいけない細かなディテールが日々たくさんあっては、処理できないかもしれないし、ミスも犯しやすいだろう。
だから、気をつけるべきディテールの数を最小限にすることが重要になる。
最後に
簡単にまとめておりますが読んでいただきありがとうございます。
Jack DorseyがCEOを編集長に例えて役割を説明してくれたのが、僕は分かりやすいと思った。
そして、内容に関しては会社をプロデュースするプロデューサーと言ってもいいんじゃないかなと僕は思う。
さらに、CEOの3つの仕事とあるが、これはCEOに限らずプロのビジネスマンとして仕事をするのなら、気をつけなければいけないことだろうと感じる。
言わば、人、物、金の3つの経営資源をケアしなければいけないと言うことだね。
そして、良い仕事をするためには、細かなところまで目が行き届いていることが大事というのは賛成だ。
細かなところに目が行く、通常の人が気がつかない範囲まで目が届くというのは、深く考えているということなのだと思う。