NIXONの新しい時計THE UNITのサンプルを入手した。
この時計は以前、NIXONのデジタル時計の定番だったFull Nelsonをバージョンアップしたものだと聞いたが。新しい時計はかなりいいと思うので、そのポイントを紹介したい。
THE UNITの表部分
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時計の判断基準
時計を選ぶときの判断基準を考えてみた結果、下の3つだと思う。
3番のブランドへの思いに関しては各個人が個々に持つものなので、ここでは触れないことにする。
では、1と2について僕なりのレビューを書きます。
1.デザイン性 機能性
ここでデザイン性と機能性を分けなかったのには理由がある。
機能がたくさん盛り込まれていても使われないものは無意味だと思っている。
そして、デジタル時計に機能を盛り込むのは難しくはないと思うのです。
しかし、デザイン性と機能性を両立させることは簡単ではないと思うんですよ。
逆もしかりで、デザインだけを追求して、時計として機能しないのも問題だと思います。
よって、デザイン性と機能性を切り離して考えずに一緒に考えることが大事だと思うのです。
シンプルな顔
ボディーの回りの丸い黄色い部分が最初に目につくし、その回りの黒い部分を含めて極力シンプルにデザインされているところが気に入っているポイントです。
たぶんデザインコンセプトがLess is more(少ないことは豊かだ) と思います。僕はそんな極力シンプルにしている時計の顔が好きだ。
直感的に使える、必要最低限の機能搭載
時計のディスプレイを見ると、上から日付、真ん中に時刻、下の右に温度計がある。
また、左下のModeボタンを押すと、アラーム、ストップウオッチ、タイマーへと切換えができる。そして、右上のボタンを押すと自分の好きな海外の時間を表示できる。後はライトと基本的なデジタル時計の機能が備わっている。もちろん100m防水。
しかし、それ以上の機能がないためマニュアルを読まなくても操作できるのが僕は好きだ。
機能が多すぎると使いこなせないのは僕だけではないだろう。
THE UNITの側面
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シリコン性のベルトの裏の黒い部分は肌触りが変わっている。
汗をかいても不快感を減らすための工夫だと僕は察する。
ボディーのボタンの間にもNIXONのアイコンロゴの刻印
THE UNITのベルト留め具
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ベルトの留め具にもNIXONの刻印
2.斬新さ
この時計を手にして思ったことは下の2つだ。
シリコン性のベルト
ベルトがシリコン性で手触りがとても良い!
素材としてのシリコンの特徴は耐熱、耐寒、撥水性が高い。
時計のベルトにシリコンを採用している商品はあるとは思うのだが、僕は見たことが無いから僕の中では斬新であり、お気に入りポイントの大きな1つだ。
ポリカーボーネート性のボディー
ポリカーボーネートは耐衝撃性・耐熱性・難燃性と優れた素材だ。
象が踏んでも壊れないサンスターの アーム筆入れもポリカーボーネート性で丈夫さを詠っている商品だ。
だから時計にとっても機能性は充分に満たす素材だ。そして、シンプルなデザインなのでおもちゃっぽいに印象を感じる、そしてシリコン性のベルトとの組合せによりPOPな印象をかもし出しているのが僕は好きだ。
ベルト先端にも留め具
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ロッキングルーパー(ベルトの先端の止める部分、これはNIXONの特許)にもNIXONの刻印
昔のモデルの時計Full Nelsonの写真
今回のバージョンアップでは時計は大きくモデルチェンジし、パワーアップしている。
最後に
NIXONはさまざまな時計のラインアップがあるが、今回の紹介したTHE UNITは今までにあったようで無かったような時計なのではないかと思う。
今までのスポーツウオッチの形をシンプルにし、素材を変え時計の持つ質感を変えたのがポイントだと感じた。
既存の物を極力シンプルにし、何か1つ根本的な部分を変えることで斬新な物ができあがるという方法は、時計に限らず応用できるのはないだろうか?
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