Monster EnergyがHarry Mainのインタビューをアップしていて、彼のスゴイライディンングが見れる。
さらに、彼がライダーとしてトップになった大事なメンタリティ・考え方について話していたので簡単に紹介してみます。
Harry Mainのインタビュー
ハリー・メインのインタビューから抜粋するコメント
ハリー・メインはとにかく上達することに集中している。
その積み重ねで今のライダーとしての地位を築いたのだろう。
彼の毎回の練習に対する心構えは下のとおりだ。
ハリー・メインのインタビューより抜粋したコメント
毎回、BMXに乗るときに上達しないと、そのセッションはいいセッションとは思えなかった。
だから、いつも自分のベストのライディングをすること、そして恐怖との戦いによってBMXに乗ることを楽しんでいた。
だから、クレイジーなことをやって、前の日よりも自分がクレイジーになれたら、それはいいセッションだと思うんだ。
僕のBMXの楽しみかたは上達することだ
ハリー・メインはゆるく自転車を乗るというのがあまりないのかもね。
昔からそうだったのだろうし、今でもそうなんだろう。
たぶん、ほとんどのプロライダーはこのようなメンタリティなんだと僕は思う。
僕もかつてはそうだったからね。
毎回のセッション・練習でイケイケのハリーがさらにイケイケなコメントを下のようにしている。
これは僕も非常に賛成だ。
自転車は物で、自分の思ったとおりのことをやってくれる
自転車がそうしない理由は何もない
BMXがうまくなってくると自転車が自分の手足のようになるのと、
人によっては技ができないことを自転車にやつあたりしたりすることがある。
僕もかつてはそうだった。
そんなことがこのメッセージの裏にあるんだろうね。
僕の別の考えあるので、下に書いてみる。
BMXは生き物だ。
だからメンテナンスなどしてかわいがれば自分の思い通りに動いてくれる
僕が現役時代に自転車のメンテナンスが行き届いていると、とても調子がよかったし
自分が乗っている自転車を愛すると、自転車も自分を愛し、一緒に動いてくれることを自分なりに感じていた。
最後に
ハリー・メインはイギリス出身のライダーだ。
彼は日々BMXの練習で上達し続けたからイギリスから世界で活躍するライダーになったのだろう。
大好きなBMXで生活できるのは、ガチンコのBMXライダーにとっては夢の生活だろう。
BMXプロライダーになれるのは、BMXライダーの頂点に君臨できる人たちだけだろう。
また、プロライダーになったはいいが、一瞬でプロライダーが終わってしまうケースもたくさんある。
プロライダーで食い続けていくということは本当に大変なことだ。
常に果敢にチャレンジし続け、進化しつづけなければいけない。
進化するのは技だけではない、いろんな場所、ジャンル(パーク、ダート、ストリート、バート、etc)で乗れる実力、新しい機材、パークなどに早く慣れる力も含む。
大好きなBMXなら、それぐらい大丈夫だと思うだろう。
でも、BMXが死ぬほど大好きなライダーたちはたくさんいて、そんな人たちの中で頂点になれるかが勝負だ。
だから、プロライダーになるための重要なポイントはBMXが死ぬほど好きなライダーたちよりも、もっと好きなのかどうかだと思う。
あとは、トッププロになるために必要な3つの人間性と1つのスキルで書いた要素が重要なんだろうね。
そして、若者に欠けがちなところが計画性、自分を律するところなんだろうな。
そのためには、仕事ができる。決めたことを完遂する。などの実行力、人間力も含まれるのだろうな。
そうでないとプロライダーという夢の職業で生活ができるようになることは難しいだろう。