Facebook CEOのマーク ザッカーバーグの手紙"Mark Zuckerberg's IPO Letter: Why Facebook Exists"の中に痺れる名言がたくさんあったので、その中で5つほど抜き出して紹介します。
1. "Focus on Impact"(インパクトに集中しろ)
もし、仕事で最大のインパクトを与えたければ、最良の方法はいつも最重要課題を解決することに集中し続けることだ。
簡単のように聞こえるだろうが、多くの企業はあまりうまくできておらず、多くの時間を無駄にしている。
Facebookでは全員が最重要課題を探すことが得意になってくれることを望んでいる。
2. "Done is better than perfect" (完璧な製品を作るよりも早く仕上げろ)
ハッカーは長期間に渡って最高のサービスを作るために、早くサービスリリースをし、細かな修正、改善を繰り返して最高のサービスに近づけていく。
だから最初から完璧を目指すことはしない。
システムによっては、サービスを開始するまでに完璧な状態に仕上げようとするケースもあるが、スピードと市場の反応を見ながら改善していくというのが、結果的に早く多くのユーザーが使うサービス構築に結びつくということなのだろう。
3. "Code wins arguments."(作ったもん勝ちだ)
ハッキングとは自ら手を動かすことで自らスキルアップしていくことだ。
だから何日も新しいアイディア、構築方法について話しあうのではなく、ハッカーは先にプロトタイプを作ってしまう。
そして、プログラム、サービスが動いているところを見る。
議論することよりも作ってしまうのだ。
Guy KawasakiもEnchantmentの講演で「プロトタイプを早く作れ」と言ってました。
Googleもまず新サービスのプロトタイプを作ってから話しをするみたいですね。
僕はアイディアには、価値が無いと思っています。重要なことはアイディアを実行に移して、形にすることだと思います。
だから、アイディアがあるのなら、プロトタイプを作ってしまうのがいいということですね。
4. "Move fast and break things." (早く動け、壊せ)
早く動くことで、多くの物が作れ、早く学ぶことができる。
早く物を作ると壊れることがでてくる。
だから、もし何も壊さずに物を作っていたら、あなたは充分早く作っていないということが考えられる。
5. "The riskiest thing is to take no risks."(リスクを取らないことが一番のリスクだ)
素晴らしい物を作ることはリスクを取っている行動だ。
これは簡単なことではなく、多くの企業は行うべき大胆な選択ができない大きな理由の一つだ。
しかし、変化の早い世界にいると、リスクを取らないと確実に失敗する。
だから、リスクを取らないことが一番のリスクになる。
おまけ
we don't build services to make money; we make money to build better services.
お金儲けのためにサービスを作っているのではなく、良いサービスを作るためにお金儲けをしている。
最後に
まとめると、大きな問題を探して、その問題解決に集中すること
そして、新しいことを作ることということでしょうか。