Stanford大学の教授でNHKの"スタンフォード白熱教室"に出演しているTina Seelig
僕の大好きなStanford大学のPodcastで彼女の講演が面白いので書き留めてみます。
参考になったら嬉しいです。
以下のことは彼女の著書20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義に書いてあることと同じかもしれませんが、僕は読んでいないので、そういう場合もあるということで了承ください。
ビジネスマンとして知っておきたい9つの大事なこと
- 1.全ての問題は創造的な解決策へのキー
- 2.一生懸命働けば働くほどラッキーになる
- 3.自分の興味、スキルと市場性が重なるところを探せ
- 4.たくさんのことに挑戦し、うまくいくことを繰り返せ
- 5.指名されるまで待たなくてもいいんです
- 6.世の中は狭い
- 7.あなたは全てのことができますが、同時にはできません
- 8.細かなことが一番重要です
- 9.素敵になるチャンスを逃すな!
では、1つずつ軽く何か書いてみます。
1.全ての問題は創造的な解決策へのキー
問題解決がビジネスとなるのは明白だ。
人が困っていること、やりたくないことをやることで、助かる人がいる。
そして、助かった人はあなたに助けてもらった対価としてお金を支払う。
普通のことだ。
では、いろんな商売がある現在。
ユーザーがまだ気付いていない問題を発見して、その解決策を提示するのは簡単ではない。
そこを見つけられる観察力、洞察力、普段から問を立てることが重要なのではないかと思うのです。
発見した問題が大きければ大きいほど、解決策も大きくなります。
2.一生懸命働けば働くほどラッキーになる
一生懸命働けば働くほどラッキーになるということです。
働きすぎというのは、また別の問題があるのでそれはここでは触れないでおきます。
面白いのは、ラッキーな人は自分を下のようにいろんなことをするのです。
- ラッキーな人は人とよく合う
- 興味深い書物を読む
- 面白いレクチャーにも参加する
- 人との共通点をすぐに見つけられる
さらに、Tina Seeligがある雑誌の記事から3つのことを話してました。
- ラッキーな人は人の2倍笑い、多くの人とアイコンタクトをすることで人との接触をより生む。だから多くの機会を手に入れる。
- ラッキーな人は、いつもリラックスしていて、チャンスを望んでいなくてもチャンスが来ることがある
- ラッキーな人は新しい体験が好きで、慣習やしきたりにとらわれず予想外なことを意見、考えを好む
自分の行動を変えることでさらにラッキーになりそうですね。
3.自分の興味、スキルと市場性が重なるところを探せ
例えば、僕はBMXが好きだから、BMXを仕事にするとかつては思っていた。
しかし、BMX好きの僕にはどんなスキルがあって、そこには市場性があるのか?ビジネスはあるのか?を考えなければいけない。
BMX好きの僕にはどんなスキルがあるのか考えてみて書き出してみる。
・自転車に乗れる
・BMXで飛べる
・BMXのパーツなどに詳しい
・海外トップライダーとのネットワークがある
・海外メーカーの人たちと話せる
次に市場性だ。
自転車市場は盛り上がっているみたいだが、BMX単体の市場性はそもそも大きくない。
盛り上がっている自転車市場はピスト、電動自転車のほうだと予想する。
BMXとその市場を掛け合わすか、手広くBMXのみならず自転車市場で活躍をすることが考えることだろう。
例えば、1つの回答としては自転車の輸入販売代理業を行う。または、高級自転車のコンサルティングサービスをするとかね。
自分の好きなこと、スキル、そして市場性が重なるポイントを探すのが大事だ
4.たくさんのことに挑戦し、うまくいくことを繰り返せ
世の中何がうまくいくなんて分かりません。だからたくさんのことにトライするのがいいのでしょう。
そして、うまくいったことを繰り返すのが効率的な働き方なのでしょうね。
5.指名・選抜されるまで待たなくてもいいんです
大企業で働くと、順繰り昇進していく。平社員が係長、次長、部長、本部長へとなっていく。
しかし、起業家はそんな順番をすっ飛ばして、最初から社長になってしまう。
だから、指名されるまで待たなくてもいいということだ。
また、素敵なことをTinaは言っていた
"You do the job and you get the job."
仕事をこなした人が、仕事を得る
6.世の中は狭い
世の中は本当に狭いことを誰もが感じるときはあるだろう。
だから、常に正直、誠実に、回りの人たちには感謝をして生きて続けることが大事なのだと思う。
逆に人に対して偉そうにして、むげに扱うことは辞めておいた方がいいだろう。
僕の例だと5年前に一緒に働いた他社の人がいますが、
今になって別の場所で偶然会うことがありました。
そんなときに、5年前にお互いがいい仕事をしようと努力したから、
今でも会ったときにお互いの信頼関係が保たれています。
逆のこともあります。たまたま発注者という立場にいたから、
とても横柄な態度を取っていた人がいました。仮にその人をAさんとしましょう。
当時の私は大変困りましたが、何年か後に偶然Aさんを電車で見かけました。
Aさんはこちらを避けるようにして歩き去って行きました。
合わせる顔がなかったのでしょう。
世の中は狭いので、常に正直、誠実でいることが大事なんだと実感させられたときでした。
7.あなたは全てのことができますが、同時にはできません
物事は優先順位をつけて行いましょうということです。
やりたいことがたくさんあるのは、あなたも私も同じではなかろうか。
でも、全て同時に行うとどれもできなかったりする。
だから、優先順位をつけて1つずつ行うのが鉄則ということだ。
1度決めた優先順位を途中で変えることも大丈夫です。
8.細かなことが一番重要です
例えば、新しいスマートフォンを使い続けていると細かな機能がすごく考えられて作られているためにとても気に行ったりする。
また、その逆もあるだろう。
細かいところに手が行き届いているのが一番重要だと言うのだ。
9.素敵になるチャンスを逃すな!
"自分が素敵になるチャンスを逃すな!"なんていい言葉ではないですか?!
この言葉を胸に刻んで前向きに生きていきたいと思います。
最後に
Tina Seeligは20歳までに知っておきたかったこととして9つのことを話してくれましたが。
40歳になった僕にとっても有益なことばかりだった。
本当に20歳のときに知りたかったことばかりです。
特に最後の"自分が素敵になるチャンスを逃すな!"は非常に素敵な言葉ですね。