3ヶ月ぐらい前に友人からプレゼントされた絵本で娘も僕も最高に気に入った本がある
それがバムとケロ シリーズ。
最初に1冊プレゼントされてからあれよあれよと僕が5冊全部買ってしまった
良い絵本を探しているお父さんお母さんには強くオススメします
バムとケロの面白いところを3つ紹介します
バムとケロシリーズは2013年4月現在で5冊出ている
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ストーリーが面白いのと、絵のクオリティが非常に高いのは言うまでもなく
それ以外に下の3つの面白さがあるので紹介したい!
1. 脇役の小さいキャラクターがかわいく、そこにも物語がある
主役の犬のバムとカエルのケロ以外にも毎回、下の写真の赤枠で囲んだキャラクターが出てくる。
主役以外に出てくるキャラクターの一部
バムとケロのさむいあさより
上の画像ではネズミと小さな犬だが、不思議なキャラクターも毎回出てくる。
面白いポイントは本の物語とは別にこのキャラクターたちが別の行動をしている。
それが数コマにまたがって描かれているから、本の物語とは別に楽しめる。
2. 家具、アイテムがかわいい
出てくる家具、アイテムがかわいい
下の写真は、カエルのケロちゃんの顔がほられているフライパンとそれで焼いたパンケーキのシーンだ。
ケロちゃんの顔が掘られたフライパン
バムとケロのおかいものより
それ以外にもケロちゃんの使う傘、カバン、バムの帽子、ベッド、みんなが座る椅子と非常に多くの家具、アイテムが可愛く描かれている。
これも読んでいて、子供と「ケロちゃんの傘と長靴、かわいいね」とか話しながら絵本を楽しめる
3. 他のシリーズと共通のアイテム、キャラクターが出てくる
他の絵本シリーズと比べて、画期的だと思うのが
シリーズの絵本間で楽しめることだ。
例えば、下の写真のように2冊の本で同じアイテムが出てくる
上では、バムとケロのさむいあさでアヒルのカイちゃんの置き手紙を犬のバムが持っているところだ。
そして、写真の下部はバムとケロのもりのこやの中で出てくるバムとケロの家の壁にカイちゃんの置き手紙が貼られている。
下の写真は1番で書いたキャラクターと重なるかもしれないが、本をまたいで面白いキャラクターが登場してくる。
本をまたいで出てくるキャラクター
写真の上はバムとケロのおかいもので市場で中華料理を売っているカモノハシのようなキャラクターだ
写真の下はバムとケロのもりのこやに同じカモノハシが小屋にいつのまにか遊びに来ているシーンだ。
このように複数の本で共通のキャラクターがたくさん登場するから、子供と複数の本を広げては「このキャラクターはこっちの本では、スケートをしているが、あっちの本では空を飛んでいるね」なんて見つけて遊べる。
最後に
最近は、バムとケロを子供に読み聞かせていると同時に上の3つの方法で本を楽しんでいる。
僕自身もいろんな発見をするのが楽しくて、この本を広げることが楽しい
読者として楽しんでいる一方、著者の物作りのクオリティの高さに圧巻する。
1冊作るのにどれぐらい時間をかけているのだろうかと想像してしまう。
物語の構想、ストーリーを作ること、そして絵の下書き、
さらに家具、主役じゃないキャラクターたちを書いたり、小さな話しをキャラクタ―たちを使って表現することもやると考えると相当な時間がかかると思う。
バムとケロは絵本であると同時に作品だと僕は思っている。
子供のために良い絵本を探している親御さんがいたら、バムとケロシリーズを強くオススメします。