中学2年の14歳からBMXの大会に出てきて、もう41歳で今年も10月の大会に出ようとしている。
27年間の期間BMXの大会に出ていることになる。
今、大会に出場する目的はみんなとライディングを楽しむことと昔から仲良しライダー友達と会う同窓会を楽しむことだ。
でも、7年前まで大会はガチで参加して、いつも優勝するとか、より凄いライダーの自分で出会うために本気以上の気持ちで挑んでいた。
そんなことを続けてきたから、大会の時はいかにしてベストコンディションを作るかを試行錯誤しながら実践し続けていた。僕なりに何が大事なのかをまとめて書いてみますね。
10月の大会に向けてスパインでの360をガチで練習してみました
勝負時にベストコンディションを作るための4つのポイント
では、1つずつ詳しく書いてみよっと
1. 準備をちゃんとする
準備は大きく分けて下の2種類あると思っている。
1-1.勝負の1週間以内に行う準備
1-2.週間以上前から地道に行う準備
1-1. 勝負の1週間以内に行う準備
勝負前夜はちゃんと食べて寝ることです。あえてこれだけにしてます。
以前は、2週間前からカーボローディングなども試したが、BMXはトライアスロン、マラソンほどの持久力は必要無いから、やってもやらなくてもあまり変わらないことを実感した。
また、前夜はお酒を飲まないということもやったことがあるが、どちらでもいいと今は思っている。飲み過ぎは明らかに良くないが、禁酒することでストレスになるのなら、多少飲んでもいいんじゃないかと僕は結論付けている。
1-2. 1週間以上前から地道に行う準備
こっちの準備はいわば練習である。仕事が休みの土日は両日とも身体が動かなくなるまで練習はする。
加えて、平日に体力作りをするトレーニングを生活習慣にどう取り入れるかを考えていた。
例えば、僕のライディングコンセプトは「鬼コギぶっ飛び」だったので、大会では鬼コギをしまくり続ける体力が欲しかった。
だから、12km通勤を自転車で行うことにした。12kmをできるだけ速くコイで通勤することをトレーニングとして行った。結果、そのときの大会ではこぎまくって、鬼コギぶっ飛びをした。
誰かが仕事についてこう言っていた「準備、準備、準備」。
僕は仕事、スポーツ何かガチに取り組んでいることは準備は欠かせない大事要素だよね。
2. 勝負前に身体と心を整える
勝負する直前に身体と心を整えることは必須だ。
身体は前日から充分の栄養と休養を採る。勝負前は充分なストレッチをして筋肉をほぐす。心は興奮していなく、落ち着いた平静な状態にすることが大事。
僕は、大会の前は1,2時間かけてヨガをしていた。こうすると体中の筋肉のストレッチができるのと、心を落ち着けることができる。
ヨガはアシュタンガのプライマリーシリーズをやる。ポーズが約40ある。
これを全てやると体中の筋肉がほぐれる。そして、心も静かな落ち着いた状態になる。
スポーツも仕事も身体のコンディションももちろん大事だが、全てを司る精神コンディションをいかに良い状態にするかも非常に大事だ。
自分なりの整え方を見つけることを強くオススメする。
3. 共に競う相手を心から応援する
以前は、一緒に競っているライダーが協議中に失敗したらいいなと思っていた。
しかし、ある大会の決勝戦に1位で進出し、僕の出番が来るまで他のライダーのライディングを見ていたら、みんな予選とはまったく違う凄いライディングをしていて、最高に楽しかった!「みんなすげ〜よ!」と心から讃えた。
自分が勝てる気なんかなかったが、みんなすげ〜から俺もなんかやろうと決めて当時の得意ジャンプのスーパーマン・シートグラブをしながら、ハンドルを空中で1回転回してみようと思いついた。
やってみたら大成功して会場中が盛り上がったね。結果優勝したんだが、それよりも心の充足感が高かった。だから楽しかったし、嬉しかった。
回りを応援すると自分の精神が前向きないいコンディションになる。いい精神コンディションがいい発想を生み、力まずに高い集中力をたもつため、身体を思い通りに動かしてくれる。と僕は考える。
だから、競合する相手も応援する心が大事なのだと思う。
理屈はいいから、とにかくやってみてごらん。
孫氏の兵法も「友達は近くに置け、敵はもっと近くに置け」と言っているから、敵と思う人がいたら応援してみよう。
4. 小さな失敗やネガティブなことに引きずられない
勝負事があるときは、とにかくポジティブな考え方でいることが大事だと思っている。
小さな失敗、ちょっとしたネガティブなことが起こっても、それをポジティブにとらえてしまうか、気にしないようにしている。
人によってはネガティブなことに着目し、やらない理由、勝てない理由を並び立てたりする。
そのような心持ちだと勝とうとしている人たちに囲まれるところで勝てるはずがない。
とにかく勝つためと言うか勝負を楽しもうという心意気で挑むためにも、ちょっとしたネガティブなことに引きずられないように心がける。
そのためには、普段から前向きに考えることを練習することが大事だ。
失敗をしたら、「失敗は成功へのプロセス」または「失敗は成功の元」と自分に言い聞かせてみよう。
失敗の無い成功なんてつまらないぜ!野球のバッターでも10打席中3打席ヒットを出せば優秀と言われる。
だから、失敗して当たり前だと思ったほうがいいよね。
大事なことは成功を夢見てチャレンジし続けることだ。
おまけ:勝負中に会場の空気を支配する
大会の本番中に僕は自分のテンションをマックスにする。
そうして、会場の空気を自分ができるだけコントロールしようとするんだ。
そのために下の3つのことをしていた。
あなたの勝負のときのために1つでも参考になったら嬉しいな。
雀鬼流。―桜井章一の極意と心得を読んで書いたエントリー"勝負に勝ち続けるための30の指針"も併せてオススメです。
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