お金を貯めることはなかなか簡単なことではありません。
お金持ちになるには下の3つの能力が必要です。
- 管理する力
- 稼ぐ力
- 増やす力
管理する力は自分のお金の今の状態と毎月のお金の流れを把握し、無駄な支出を減らして手元に残るお金を増やして行くことです。
稼ぐ力は、仕事などで収入を増やして行くことです。
増やす力はお金に働いてもらってお金を増やしていくことです。
この記事では1つ目のお金を管理する力を増やすために僕が実践していることをまとめて紹介します。
1つでも参考になるものがあれば嬉しいです。
ちなみに僕は、こんなことを書いているが凄いお金持ちでもないんだけどね。
でも、毎月の収支はプラスになっているし、年々家計は良い方向に向かっています。
今、気に入って使っているNIXONの長財布 MOORE LARGE WALLET
目次
- 1. お金を貯めるために必要なお金を管理する力
- 2.お金を貯めるための9つのコツ
- 2-1. 長財布を使う
- 2-2. お財布の中はきれいにする
- 2-3. 家計簿をつける
- 2-4. 銀行口座を使って毎月の収支と貯蓄管理
- 2-5. 毎月支払う大きな支出を見直す
- 2-6. 家飯を豊かにすることを心がける
- 2-7. 確定申告はちゃんとする
- 2-8. 思考を節約ばかりにむけずに増やすことに向けて行動し続ける
- 2-9. お金を使うこと、あまり使わないことを決める
1. お金を貯めるために必要なお金を管理する力
お金を管理する力が付くと無駄な支出を抑えてお金が貯まるようになります。お金を管理しないと、仮に収入が増えても、支出も増えるのでお金がいつまでたっても貯まりません。
そして、管理する力は下の2つに分解されます。
- 現状を把握すること
- 支出を見直して無駄な支出を減らしていくこと
1つずつ説明します。
1-1. 現状を把握すること
自分の毎月の収入と収支がどうなっているのかを把握することです。
特に支出を家賃、食費、光熱費などに分けて把握しているかということです。
1-2. 支出を見直して無駄な支出を減らしていくこと
支出が分かったら無駄な支出がないかを調べて支出を減らします。
支出にも2種類あるので、それぞれを見ます。
1つ目は毎月決まったところに支払われるお金です。
具体的には生命保険、住宅ローン、電話代、インターネット回線などです。
2つ目は、自分の日々の生活で費やしているお金です。
夜飲みにいく、自分の趣味、遊びなどの出費です。
これらの支出を減らしていけるのかを考え、実行する力が必要です。
2.お金を貯めるための9つのコツ
2-1. 長財布を使う
お金持ちは長財布を使っているなんて聞いたことありませんか。
お金持ちになってみたいので、長財布を使ってみようというので使い始めてみました。
長財布を使うといい理由は、お金を大切に扱うようになるためだと思います。
長財布を使い始めた理由と感想
お金を大切に扱いたいからです。
昔、TV番組"マネーの虎"に出演していた女性社長の話を10年ぐらい前に聞いたことがあり、お金は大事にすることが大切だと言っていたのをよく覚えています。
だから、NIXONの長財布 MOORE LARGE WALLETを手に入れて使っています。
以前の財布は二つ折りでこちらで紹介しています。コンパクトでポケットに収まるというのが利点です。
しかし、折りたたみ財布と長財布の大きな違いは長財布はお札が折られずにプレスされた状態で収納されるため、お札がピンとしているのです。
これは以前の二つ折りの財布ではできないこと。
その女性社長の教えてくれたお金を大切にするということを踏まえて、今は長財布を気に入って使っています。
長財布を使うことでお金が貯まることに直接結びつくかは分からないが、お金を大切に扱うという一番最初にやるべきことだと思うので紹介してみました。
2-2. お財布の中はきれいにする
お財布の中をシンプルでキレイにすることは数年前から実行していて非常に気持ちがいいです。
以前はレシート、領収書、カードもたくさん財布に入れていました。
でも、あるときから財布には最低限のカード枚数を入れることと、レシート、領収書を財布の中に溜め込まないことにしたのです。
それから財布の中身がとてもキレイになりました。
今のお財布の中
以前、同じ職場の人が下の写真のように太った財布を使っていました
あなたの財布が上の写真のようになっていたら、改善することをおススメします。
財布はお金の住家だから綺麗にスッキリさせることでお金に好かれると女社長が言っていました。
お金の住家が整理されてなかったら、お金に好かれないからお金が集まってこないということです。
だから、財布の中にたくさんあるカードは最低限を財布に入れ、他のカードはカードケースに入れてしまう。
領収書、レシートは溜め込まない。
こうすると財布がスッキリのと同時に気分もスッキリします。
詳しくは財布をシンプルに薄くしてみた:よりシンプルライフへ!に書いてあるのでよかったらご覧ください
2-3. 家計簿をつける
毎月の収入と支出を把握することはとても大事です。
大事なのは誰もが分かっているが、できないと言う人も多いと思います。
そして、家計簿の付け方だが、僕は下の2つの方法で家計簿を付けています。
2-3-1. Webサービス「マネーフォワード」を使用
資産管理の3段進化論、できる人は"マネーフォワード"でも書いたようにマネーフォワードを使うと以下の2つのお金の流れを1つのサービスで管理できます。
1.大きなお金の流れ:自分の複数の銀行口座、クレジットカードなどの入出金
2.細かい出費などのお金の流れ:毎日の現金での買い物
大きなお金の流れは、マネーフォワードで銀行口座を登録することで一括管理できます。
細かななお金の流れはマネーフォワードのスマホアプリで記録、管理することをオススメします。
マネーフォワードで全ての銀行口座、クレジットカード、ポイント、携帯電話を紐付けすると自分の全資産の一目で見れます。
これはすごく便利でビックリです。
さらに、マネーフォワードのプレミアムサービスを利用するとファイナンシャルプランナーのように長期視点で自分の資産がどうなるのかを見せてくれ、お金面での計画性が向上します。
マネーフォワードは無料サービスで、プレミアムサービスは月額500円です。私はプレミアムサービスを利用していますが、500円以上の価値があると思っています。
2-3-2. 銀行のWebの入出金データを元にEXCELで収支管理をしている
自分のメイン銀行のWebサイトで入出金記録をダウンロードできるので、EXCELで開いては毎月の収支がどうなのかを記録・計算をしています。
2-3-3. 大事なのは家計簿を元に収支改善すること
家計簿をつけたら、現状が分かります。いくら収入があって、いくら支出があるということです。
そして、お金を貯めるために無駄な支出を減らしたいのです。
私は定期的に支出の見直しをします。その中の1つとして1年前に生命保険を乗り換えました。詳細は保険を検討し直して乗りかえたに書いています。
次は住宅ローンの借り換えをしようと考えています。
定期的に支出の見直しと、細かな収支の把握のためにもEXCELで手作業で収支管理をしています。
マネーフォワードでもお金の動きを把握しますが、自分のメインの銀行口座がどれだけ増えたのかを見たいので、EXCELで手作業で行っています。
のび太君のお母さんのように家計簿をつけ続けることで、毎月いくらあれば生活できるのは分かるのは当たり前で、食費にいくら、光熱費にいくらかかるのかが分かってきます。
そして、どこをシェイプアップできるのかを考えられて、シェイプアップするときの具体的な数値目標も作れます。
現状を良くしたいのなら、現状を良く知ることから始まり、次に現状を見て、行動するとよくなっていきます。
家計簿をつけたら、次は支出を分析して、無駄な支出を減らしましょう。
2-4. 銀行口座を使って毎月の収支と貯蓄管理
具体的に僕が行っている、収支管理と貯蓄方法を1つ紹介します。
銀行口座を下の2種類用意します。
1.生活口座
2.貯蓄口座
できたら、同じ銀行口座内で普通預金口座ともう一つ口座を持てるといいです。預金移動をするときに手数料がかからないですからね。
私の場合はシティバンク銀行を使っているので、普通預金口座とマルチマネー口座というのがあります。
普通預金口座を生活口座、マルチマネー口座を貯蓄口座にしています。
例えば、生活口座に60万円あったとしましょう。
給料日前日に生活口座の残高を50万円にします。
残りのお金は貯蓄口座に移します。
そして、1カ月生活をします。生活費は生活口座から引き落とします。
次の給料日前日の生活口座の残高が63万円だったとすると、その月の収支は13万円のプラスです。
次に13万円を貯蓄口座に移して、また、生活口座の残高を50万円に戻します。
そして、次の月を迎えるのです。
給料日前日に生活口座が50万円より少ない金額なら、その月は赤字です。
そして、毎月黒字が続くと貯蓄口座の金額が増えていきます。
一目で収支と貯蓄が分からないので、この方法をずっと行っています。
2-5. 毎月支払う大きな支出を見直す
家計簿をつけて毎月の支出を見直すことができたら、次は大きな支出を減らすことを考えます。
私は下の5つのことを見直してサービスを乗り換えたり、辞めたりしました。
・住宅ローン
・生命保険
・インタネット回線
・携帯電話
・新聞
それぞれ具体的にどうしたのかを紹介します。
住宅ローン
住宅ローンは2015年の時点で金利がとても低いので、2007年に住宅ローンを組んだときよりもだいぶ低い金利で借りかえることができました。
これで毎月の返済額が2万円減りました。
私が調べた中で金利が低いのはソニー銀行、住信SBIネット銀行です。
選ぶときは金利のみならず手数料も加味して選ぶようにしてください。
じぶん銀行、新生銀行も良いという話は聞いたことがあります。
生命保険
生命保険はライフステージがごとに見直すべきなのですが、ほとんどの見直さないケースが多いです。
私も社会人になったときに加入した生命保険を見直してライフネット生命に乗り換えました。
そのときのことは40歳で生命保険の乗り替えを初めて考えてみたに書いてます。
何度でも無料相談OK!【保険トレンド】というのもありますので、よかったら利用してみてください。
保険を乗り換えて私は月額1万円の節約ができました。
インタネット回線
自宅のインターネット回線をNTT Flets光からソフトバンクのホワイトBBに切り替えて、インターネット回線代を6,667円から514円になりました。
自宅を購入してからNTT Flets光に加入し、インターネットとテレビを光ケーブルを通じて見てました。
NTT Flets光の光回線利用料が毎月5,407円、インターネットプロバイダー料金が毎月1,260円、合計6,667円かかっていました。
毎月6,667円支払っているのに、新聞で新規加入者には値下げするという記事を見て、自分には値下げが適用されないというのにも納得いかず、解約しました。
代わりに妻と僕がソフトバンクの携帯電話を使っているのでソフトバンク モバイルのADSLインターネットを使うと月額514円でインターネットができることが分かり、早速乗り換えました。
光回線と比べて遅いですが、さほどストレスを感じていないです。
携帯電話がソフトバンクならホワイトBBがいいでしょう。
auの場合はauひかりがあります。
もしくは、携帯電話と連動しないのならYahoo!BB ADSLという選択肢もあります。
ADSL、光回線を調べるのでしたら比較ネット.jpで調べられます。
携帯電話
携帯電話は私がスマホからガラケーに乗り換えて毎月の電話代を減らしました。
なぜなら、会社からスマホを支給され、2台スマホを持つ必要がないためです。
ガラケーに変えたことで月額の携帯電話代が5000円ぐらい減りました。
2014年後半から格安が流行っているので、次は格安スマホを必要になったら検討しようと思っています。
ぷららの新しいサービスぷららモバイルLTEがかなりリーズナブルです。
その他には、DMM.comが運営しているDMM mobile
NIFTYが母体となっているNifMoから格安スマホが発売されています。
新聞
日経新聞を購読していましたが辞めてしまいました。
日経新聞を読むのはとても好きです。特に企業面、ファイナンス面が面白いです。
しかし、辞めてしまいました。
その代わりにインターネットのNEWS、NEWSアプリ、Podcastで情報を取得しています。
これで月に4400円ぐらいの支出が減りました。
これら5つのことを見直したことで、合計44,000円の支出が減りました。
生活レベルを落としていないのに、これだけの支出が減ったことはとても嬉しいです。
是非とも支出のシェイプアップをお勧めします。
一気にやるのもいいのですが、毎月1つずつ見直していき、半年後、1年後に支出のシェイプアップが一旦完了するというやり方もいいと思います。私はそうしました。
2-6. 家飯を豊かにすることを心がける
節約モードばかりになると心に余裕と豊かさがなくなってきます。
そして、家族4人で暮らしているにで、家飯を豊かにすることを心がけいます。
その代わり夜の外食は控えるようにしています。今は0歳児の娘がいるので外食することが大変。
でも、ファイナンシャル視点で見ると、平日の夜外食をすると僕一人で5000円ぐらいの出費になり、楽しいのは僕一人。
しかし、週末スーパー、市場で5000円分の食材を買おうと思ったら結構たくさんおいしいものが買えます。
自分の家族とさらに友達家族分のご飯がまかなえます。
おいしいワイン、パルメザンチーズもブロックで買えるのです。
週末はできるだけ僕が料理をして家族にふるまっています。
そうすることで妻を家事から多少解放でき、おいしい食事を食べてもらうことで喜んでもらえ、
子供たちにご飯を作ることで、子供たちもお父さんはおいしい物を作ってくれる素敵な人と思ってもらえると思っています。
料理を趣味にすると成果物である料理が、回りの人が食べて喜んでくれるのが一番素敵だと思っています。
外食をたくさんするのもいいが、代わりに手作り料理を振る舞うことでファイナンシャル的にもやさしく、自分の回りも喜ぶと思っています。
だから家飯を豊にすることを頑張っています。
2-7. 確定申告はちゃんとする
確定申告はちゃんとするようにしています。医療費控除などで税金が返ってくるからです。
ずいぶん昔は面倒だと思っていたが、今はちゃんと毎年行っています。
国税庁Webの確定申告作成コーナーがすごく良くできていて一人で確定申告ができます。
年々このWebの使い勝手がよくなっているので、以前税理士に有料でお願いして確定申告の書類を作っていましたが、2年前から自分で作っています。
確定申告をすると税金の還付金が発生して、払った税金が戻ってくることがあるので
面倒な作業かもしれないがやるべきだと思っています。
自分が払う住民税の金額にも影響するから確定申告をちゃんとして正しい収支を税務署に知ってもらうことは大事です。
2-8. 思考を節約ばかりにむけずに増やすことに向けて行動し続ける
お金を貯めるとなると、使うお金を減らすことをまず考えます。
アプローチとして間違っていないのですが、ずっと減らすことを考えると自分の心理状況がケチになってきます。
だから、どうやって収入を増やすのかに思考を持っていくことで自分の考え方を前向きにシフトできます。
具体的にこうしたらどうだろうと思ったら行動してみることが大事です。
僕はビジネススクールで勝手にレクチャーをしていたが、数年前から自分で会場を借りてレクチャーをし始めました。
そしたら学びたい方たちが来てくれて面白いことになっています。
僕のちょっとしたお小遣いを賄うぐらいの収入が発生しとてもありがたいです。
でも、本当の趣旨は世の中に対して価値提供をしたいから趣味としてやっているんですけどね。
今では、会社の社内研修で僕がプレゼンとEXCELのレクチャーをしています。
行動し続けて本当によかったと思っています。
収入面ですごく増えたということはないのですが、世の中に提供する価値が増えたことが自分にとってとても大きいです。
2-9. お金を使うところ、あまり使わないところを決める
人間って欲深い動物なので、ちょっとお金が手に入ると何かに使いたくなります。
以前こんなことを読んだことがあります。
ちょっと成功した人は憧れのスポーツカーを買いたくなって、ポルシェ ボクスターを買う。
ポルシェ ボクスターを買った人は、次ポルシェ911が欲しくなる。
ポルシェ911を買ったら、次はフェラーリが欲しくなる
だから、そもそもポルシェボクスターを買わなければいいんだよ、なんて思いますが、
人間そこまで自制心がある人は少ないでしょう。
だから、僕はお金を使うところとあまり使わないところのリストを作ってます。
それは以下のようなものです
お金を使うもの
・家飯
・教育
・文化
・住居
・体験あまりお金を使わないもの
・一人の外食
・車
・物
このリストは人生のいろんなステージによって変化するだろうが、こんなものをやって決めてみたから
僕はポルシェ ボクスターは買いません。
正直、いつか乗ってみたいと思うが、ファイナンシャル的に考え直すと今は必要ないと思うのです。
かわり高額な自転車を買ってしまいそうです(笑
最後に
結婚をきっかけに収支管理をするようになりました。
そして、家族を持つようになって資産管理についてさらに真面目に考えています。
そんな中、自分で実践した7つの施策を紹介してみました。
1つでも参考になるものがあったら嬉しいです。
お金が全てではないですが、お金は左右されないためにも、自分でしっかり管理ができるようになりたいものです。
この記事を書いた3年後に「お金持ちから学んだ無駄使いを減らして、お金を増やす大事な考え方」を書きました。
併せてご覧ください。
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さらに、こうしたらよかったよなどのご意見も聞けたら最高に嬉しい。
では、お互い自分の人生をより豊かなものにしていきましょう。