子供は親の行動をよく見ています。親がスマートフォン依存症になっていると子供もスマートフォンをたくさん使いたがるのと、親子のコミュニケーションが希薄になる原因になりかねません。
幼稚園に通う娘の友人のお母さんはスマートフォンでSNSを四六時中やっていたため、娘が泣いてしまったと言っていました。
また、電車に乗っていたときに、小学校1,2年生の娘とお母さんが目の前に座っていました。20分ぐらい電車に乗っていましたが、15分ぐらいお母さんはスマートフォンでSNS、メールをしていました。子供はお母さんと話したがってそうでしたが、お母さんはスマートフォンに夢中で会話が無い状態でした。しばらくしたら、お母さんがスマートフォンを触っていなかったので、どうしたのかと思って見たら、娘がスマートフォンで遊んでいました。せっかくの親子のコミュニケーションの時間をスマートフォンで台無しにしていると思い、私は自分のスマートフォンの利用方法を考え直しました。
子供もマネをするので、両親のスマホとの付き合い方を見直してみるのもいい考えではないでしょうか。
子供にスマホ依存の影響を与えているかもしれないチェックリスト
下の中で当てはまることがありましたら、スマホ依存症のきらいがあるのかもしれないです。
- 1. 家族で食事をしているときにスマホをいじる
- 2. 一時間スマホをいじらないとそわそわする
- 3. 子供と遊んでいる最中でも用もないのにスマホを頻繁にチェックする
- 4. 子供の目の前でよくスマホをいじっている
子供にマネさせたくないスマホ依存症、解消するための4つの対策
スマートフォン依存症だと自分が思ったら下の4つの対策の中でできることを実施してみるのはいかがでしょうか。自制心が必要な順に紹介してみます。
1. 子供の前ではスマホをいじらない
子供は親の行動を親の想像以上によく見ています。
だから、子供と対面しているときはスマートフォンを使わないように心がけます。
どうしても使いたいときはトイレに入って使う、子供が寝てから使うなど場所と状況を変えてからスマートフォンを使います。
私は以前、朝食を食べながらスマートフォンでNEWSを読んでいたときがありました。
子供と一緒に朝食を食べているので、子供からすると私がNEWSを読んでいようが、スマートフォンを使っていることには変わりないのです。
その結果、子供も朝食の後に私のスマートフォンを使いたがり朝の仕度がはかどらないときがありました。
だから、今では子供の前でのスマートフォン利用は写真を撮ることと天気予報を見るぐらいにとどめるように私は努力しています。
2.電車に乗っているときは読書する
電車に乗るとスマートフォンを使っている人がとても多いです。
今朝、電車に乗ったときは前後で16人が座っていましたが、その中で12人がスマートフォンに向かって何かをしていました。
そんな現状でスマートフォンを見ずに読書をするという習慣をつけるのはいかがでしょう。
子供が目の前にはいないが、親としてスマートフォン依存症の改善になる習慣になるのと、親として読書を習慣にすることは、子供に多少なりともいい影響を及ぼすと私は思っています。
私は電車に乗るときは読書をしています。
隣でスマートフォンでゲームをしている人がいると、自分に「俺は同じ時間を自分を向上させるために使っているぜ!」と言い聞かせています。
自分を向上するためと読書といういい習慣を身につけるために電車内は読書をするというのはいいと思っています。
3.SNSなど良く使うアプリを削除する
SNSを使っているとタイムラインを見て友人たちが何をしているかを見たり、友人が有益なNEWSをシェアしていたら見たくなります。
そんなことをして気が付いたら思った以上に時間が過ぎてしまうことがありませんか。
もし、SNSの利用によって時間を思った以上に過ぎていることがよくあると思うのならSNSアプリを削除してしまうのはいかがでしょうか。
スマートフォンを使っている価値が無いじゃないか!と言われる方も多いと思います。
しかし、自分が依存症だと認識し、治したいが上の1番と2番ができないのでしたら、SNSなどのアプリを削除するのはいかがでしょう。
結構、効くと思います。
僕はLINE、カカオトークなどのChatアプリは入れていないです。
Facebook MessengerとTwitterは入れていますけどね。
4.フィーチャーフォンに戻す
自分が重度のスマートフォン依存症だと思い、治したいと思う方はスマートフォンからフィーチャーフォンに戻してみるという手もあります。
依存症から抜け出すことに加えて、フィーチャーフォンに戻すと月額の携帯電話料金が非常に安くなるケースが多いです。
娘の友人のお父さんはフィーチャーフォンを使い、月々約1,500円の携帯電話代と教えてくれました。Facebook, LINEなどはやったことがないと言っていました。
今の私にはSNSを使うことを諦められないが、フィーチャーフォンに乗換えてしまいました。
仕事でスマートフォンを支給されているので、フィーチャーフォンにあっさり乗り換える踏ん切りがついたのです。
左のiphone5から右のフィーチャーフォンに乗り換えた
個人携帯はフィーチャーフォンに乗り換えたら以下の4つのことが起こりました。
・子供が僕の個人携帯にゲームアプリがないことを知りいじらなくなりました
・月額10,000円前後の電話代が5,000円を超えない料金になりました
・子供の前でスマートフォンをいじることが本当に減りました
・フィーチャーフォンは軽くて電池の持ちがいいことを再確認
スマートフォン依存症の方が上の4つ中の1つでも実行してみることで、依存症の軽減、または依存症から抜け出すことができるのではないでしょうか。
最後に
スマートフォン、タブレットはとても画期的なツールです。
アプリを通じてたくさんのコンテンツにアクセスできるので、新しいことを学ぶ機会を与えてくれます。
でも、一方では依存症になる大人も多いと電車に乗っていていつも思うのです。
幼い子供を持つ親なら、子供にスマートフォンなどの依存症になって欲しくないと思います。
スマートフォンをしすぎると学力が低下するという調査結果も出ています。
これは中学生を対象に行った調査ですが、毎日、家での勉強時間が同じでもスマートフォンの利用時間が4時間以上と1時間未満では、テストの点数が違うというのです。
詳しくはスマホ長時間使用で学力低下。をご覧ください。
親として、子供に親のスマホをいじってはダメと言うのも手ですが、
自分自身を変えてみて、子供に親として背中を見せ、改善していくのほうがいいのではないでしょうか。
自分のことは一番見えにくいのですが、そこが親として成長するチャンスだと思うのです。