みなさん、年齢を重ねていって、どんな中年、老人になりたいですか?
僕は2018年に「ありえないおじさん」になりたいと思い始めました。
「ありえないおじさん」になり、ありえないおじさんのまま年齢を重ねていったら、「ありえないおじいさん」になると思うので、僕はそんなおじいさんになりたいと思うようになりました。
ということで、ありえないおじさんを定義してみて、目標を作って、行動をしてみましたので、その一連のことを紹介します。
目次
では、ありえないおじさんとはどういうところを向上させるとありえなくなるのかを自分なりに定義したところから紹介します。
1. ありえないおじさんの定義
ありえないおじさんは以下の4カテゴリーを向上させることを考えています。
- 体力
- 知力
- 精神力
- 人間力
さらにこの4つのカテゴリーの中にもいろんなことが考えられますが、下のことを向上させることにしてみました。
1-1. 体力
全ての資本は身体だと思い、体力を4つに分解してありえないおじさんへの道を考えていました。
1-1-1. 元気な内臓
目に見える、筋肉、脂肪などに目がいきがちですが、内臓が元気であることが何よりも大前提になってくると考えました。
その中でも腸内環境に着目してみました。なぜなら、腸内環境は日々の食生活が大きく影響をするので、自分の食生活を改善することで腸内環境をよくなると考えました。
さらに、NHKスペシャル 人体 神秘の巨大ネットワーク4▽万病撃退!腸が免疫の鍵によると腸内によると、小腸には7割の免疫細胞があり、身体の免疫力を決めるのに大事な臓器だと伝えています。
1-1-2. 強靭な筋力
年齢を重ねるごとこ身体の基礎代謝が年々下がっていき、太りやすくなります。
ありえないおじさんを目指す者としては、お腹がどんどん大きくなっていくことはありえません。
筋肉をつけていくことは男としても大事なことだと考えました。
1-1-3. 高い柔軟性
身体の筋肉が大きくなるのは素晴らしいのですが、身体が固ければありえるおじさんです。
よりありえないおじさんに近づくためには高い柔軟性が必要です。
1-1-4. 低い体脂肪率
年齢とともに増える脂肪をたくさん蓄えていたら普通のおじさんです。
ありえないおじさんは10%前後の体脂肪率でいるべきだと考えました。
1-2. 知力
体力だけ頑張っていたら、筋肉バカと嫁に言われてしまうので脳みそも鍛える必要があります。
ありえないおじさんは社会においてもサバイブ力が高くあるべきだろうと考えました。求め続けられる人になるためには知力を日々向上していくことはとても大事です。
1-2-1. 考える力
これは普段から仕事、私生活で考えることを諦めない姿勢でい続けることが大事なんだと思います。
考え続けることで、自分の思考力が鍛えられていきます。脳も筋肉と同じように日々トレーニングをする必要があります。
1-2-2. 学ぶ力
勉強は社会人になったら終わりだと思っている方はほとんどいないと思いますが、あえりないおじさんになるためには一生学び続けることが大事だと考えます。
1-3. 精神力
身体と脳を鍛えるだけが全てではありません。心も鍛える必要があるでしょう。
心も脳、身体と同様にトレーニングすることでだんだん向上していきます。
精神力を分解することはちょっと私にとって難しかったのですが、とりあえず下の2つの要素が私にとって大事なことだと決めました。
1-3-1. 集中力
集中力は人間にとって非常に大事な能力だと私は思っている。
高い集中力を持っていると持っていないとでは、仕事などで発揮できるパフォーマンスが雲泥の差で変わってきます。集中力が持続できると同じ時間の中でもたくさんのことができるので、時間圧縮ができると思っています。
故ブルースリーも集中力に関して下の2つの名言を残している。それだけ集中力は大事な力です。
Concentration is the root of all the higher abilities in man.訳:集中力は人間の高い能力の源だ
Bruce Lee (2015). “Bruce Lee Striking Thoughts: Bruce Lee's Wisdom for Daily Living”, p.11, Tuttle Publishing
成功する戦士は、レーザーのような集中力を身につけた、ごく普通の人間である
ある意味、ありえないおじさんが目指すところはブルースリーかもしれない、そんなブルースリーの名言は胸に刻んでおきたい。
1-3-2. 楽しむ力
人生をストイックに生き続けるのもいいが、最高に楽しむこともしていきたい。だから人生を楽しむことに真剣に向き合い、楽しむことも努力する。これはありえないおじさんにとって大事なことの1つだと考えた。
僕の考える楽しみことは、夜遊びをして大騒ぎをするということではなく、家族みんながいい人生だと思えることを行うことと考えた。
人間が原始人の時は洞穴に住んでいて、外敵から身を守るために常にリスクを気持ちを向けてきました。その本能が私たちにもあるので、何もないとどうしてもネガティブなものにばかり気持ちが行きます。
だから、楽しいことに気持ちを持っていくことが大事だと考えています。
1-4. 人間力
人間力と一言で言ってもピンとこないので、Wikipediaに下のように定義してありました。
社会を構成し運営するとともに、自立した一人の人間として力強く生きていくための総合的な力
僕は人間力を鍛えるために大事なことは今のところ下の2つのことだと考えました。
1-4-1. 周りを愛する力
周りを思いやること、気に掛けるから始まり、どれだけの愛情を提供できるかが大事なことだと思います。
1-4-2. 自分を愛する力
周りを愛するためには、まず自分を愛してあげることが大事です。自分を大切にし、愛することも忘れません。
2. ありないおじさんになるために立てた目標と2018年末の結果
では、ありえないおじさんを定義してみたが、大事なのはこれからどんな行動をしてどうなったのかだろう。
そんなことをここで紹介してみます。
2-1. 体力
体力を向上させるためやったことと結果はこちらです。
2-1-1. 元気な内臓
やったことは2つです。
- 2013年からやっている休肝日を記録して増やしていくこと
- 2月-3月に断食デトックスを5週間実施
今年は月平均の休肝日が前年と比べて13%成長して、13.8日となった。下のグラフで見ると分かるように毎年、休肝日の平均日数は増えているから、いいと思っています。
引き続き2019年は休肝日を2018年よりも増やせたらいいなと思っています。
2月に妻と結婚10周年イベントとして断食デトックスというのをしてみました。僕は5週間固形物をほとんど食べずにサプリとプロティンで生きていました。その結果、断食デトックス前と後で僕の血管年齢が下のように17才若返りました。
さらに腸内環境がとても改善し、便通が格段によくなり内臓が調子よくなりました。
また断食デトックスはやらないと思うけど、これをきっかけに食べるものが玄米中心に変わったので、今の食生活を維持していこうと思っています。
2-1-2. 強靭な筋力
筋力アップのためにやったことが大きく2つあります。
筋トレとボルダリングを楽しむこととです。
2017年末にボルダリングをやりすぎで腕の筋肉を痛めたので、2018年は怪我の克服とより強いクライマーになりたいがために筋トレを始めました。そのときに2つ目標を作ってチャレンジしてみました。
2-1-2-1. 目標1:片手で懸垂
片手で懸垂ができるようになったらありえないだろうと思い、片手で懸垂ができるようになることを目標の1つに設定しました。
結果は、本当に片手で懸垂はできるまでにはならなかったのですが、片方の手で手首を握ったり、2本指を何かにかけて補助してあげると片手で懸垂が左右できるようになりました。
一応下の動画を撮ってみました。
来年は下の動画のように鉄棒でダンスを練習したら楽しんだろうなと思っているので、鉄棒でダンスをするバーダンスをやってみようと思っています。
2-1-2-2. 目標2:逆立ちして腕立て伏せ
壁に寄りかからずに逆立ちをして、バランスを保ったまま腕立て伏せを5回ほどしたらありえないと思いました。
結果は、逆立ちはまたできるようになったが、腕立てをするとバランスを崩してしまうので、逆立ちができるようになったところで終わりました。これだけでも悪くないと思うのですが、この目標は2019年も継続していこうと思っています。
2-1-2-3. ボルダリング
ボルダリングは下の動画のように楽しんでます。 ボルダリングは今年の初めと比べて、強くなったと感じています。今年の初めは3から4級のグレードの課題を登っていたと思いますが、今は2から3級の課題も登れるようになりました。
2-1-3. 高い柔軟性
柔軟性については 180度の開脚ができることに昔から憧れていたので、6月末から毎日、開脚を5分はするようにしました。
もう、いい年齢なのですぐに身体が柔なくならないが、ちょっと足が開くようになったみたいです。
下の写真が6月末のBeforeと12月末のAfterの状態です。見比べるとちょっとAfterの方が足が開いているように見えませんか?
開脚も2019年引き続きやり続けます。2019年末に180度開脚ができるようになったら嬉しいです。
2-1-4. 低い体脂肪率
2月3月に断食デトックスを行ったので、この時に体脂肪がかなり減りました。
その時ちゃんと体脂肪を計らなかったので、ちゃんと測った結果が下の通りだから悪くない。
- 8月:9.6%
- 12月で12.3%
2019年も今の食生活を続けていけば、そこまで体脂肪率は増えていかないと思っています。
2-2. 知力
知力は僕が興味あり、仕事でも使う統計をより深く学ぶことにしました。
2-2-1. 学ぶ力
R 言語の勉強
2018年の初めのあたりにオンライン講座を提供する Datacamp が提供している R 言語のデータサイエンティストコースを修了することができました。
MIT の統計・データサイエンス講座を受講
また、9月から MITが提供する統計、データサイエンス講座をはじめました。MITのキャンパスで行う授業と同じ内容ということで非常に難しく何回か落第すると思っていましたが、なんとか 74% で合格点の60% を超える結果で修了できました。まだ来年にも続きの授業があるので、来年も引き続き学んでいきます。
2-3. 精神力
精神力を向上させていくためのアクションとしては下のことを試みてみました。
2-3-1. 集中力
2-3-1-1. 週に3回瞑想を行う
瞑想は早起きをした時に行うようにしているが、週に3回までの数は行っていない。目標の数ができなかったから悲観はせずに引き続き瞑想をし続けていくことにします。
2-3-1-2. ヨガ教室に行く
13年ぐらい前から通っているヨガ教室に通い続けて、内観など身体の中を観察することを練習し続けています。
2-3-2. 楽しむ力
夫婦で死ぬまでにやりたいことを考えて、書き出しました。
いろんなことを書きましたが、最初に書いたことは家族で国内外を旅行し、世界は広くて素晴らしいことを共に体感することです。これを書いてから我が家は旅行を積極的に計画するようになりました。
2-4. 人間力
2-4-1. 周りを愛する力
これに関しては下のことを気をつけています。
・相手の話を聞くこと、相手の考えをくみ取ること、否定しない事。
2-4-2. 自分を愛する力
これに関しても下のことに思っていろんな判断をしています。
・自分がやりたいこと、自分の心に素直になること、そして、心にしたがって行動すること
最後に
2018年はありえないおじさんをテーマにこんなことにチャレンジしてみましたが、これは始まりで、これからも続いていくことだと思っています。ただ、年々やったことを振り返り、改善していきます。 関連記事