BMXライダ-の仕事アーカイブ

企業家を対象としたWebサイト"entrepreneur"に世界のトッププロスケーターで企業家のトニーホークのインタビューが掲載された。読んでみたら面白く、且つアクションスポーツ アスリートのお仕事インタビューをしている僕としては和訳しないわけにはいかないと思い!このエントリーを書きました。

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トニーホークは歴史的プロスケーターで年収12億円の企業家

トニーホークは9歳でスケートボードを始め、14歳でプロスケーターになった。
誰よりも多くの大会で優勝をし1999年には史上で始めてスケートボードでの900(2回転半回る技)をX Gamesで成功させた歴史的プロスケーターだ。


Tony Hawkの900

アクションスポーツ業界の12の仕事

ESPNのAction SportsカテゴリーにBest Jobs in Action Sports(訳:アクションスポーツ業界での最高の仕事)なんて写真記事があったので、僕の適当な和訳と解釈を書いてみるね。

今年の日本の失業率が347万人(5.4%)と高い
バブル絶頂の1990年は134万人(2.1%)でITバブルが弾けた後の2001年は320万人(5.0%)と
いいときと悪いときを参考にしてみると今年の失業率は結構高いことが分かる。

では、アクションスポーツが大好きな人なら、自分はアクションスポーツ業界で働けたら、さぞ仕事が楽しいと思うだろう
僕もかつてはプロBMXライダーとして食べていきたいと思っていたときがよくあったから、同じように思っている人もいるだろう。

このエントリーではアクションスポーツ業界での12の仕事を紹介する
毎日出来る仕事、イベントごとにちょくちょくやる仕事とある
さらに同じ仕事をやっても日本ではお金がもらえないものもあるので、それも含めて紹介してみる。


仕事その1: ランプ ビルダー(ランプ職人)

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Photo: Sandy Carson

ランプを作るのが仕事で、ランプ作りに特化した職人業というべきなのだろう
仕事としてはハードなかもしれない。
でも、ランプビルダーでBMXライダーのRyan Corrigan(ライアン コーリガン)は「自分のアイディアを実現できるんだ。たまに自分のアイディアが疑われるときもあるけどね」と言う。
そして、ランプビルダーは出来上がったパークを一番最初に乗れるという特典もある。
自分で作ったものは自分でテストするということだよね


日本で仕事はあるか?

日本でランプを作って商売にしている会社、人がいる。
これがどれぐらいの商売になっているかは分からないが、ランプ作りは立派な商売として成り立っているのだろう。

日本で高品質なランプを作る会社は以下です
RAMPSHOP
M's Ramp Lab Skate Park

ジョーイ ガルシアとは最近Facebookで久々の再会をした。
僕がアメリカに行っているときから知っているのと、9年前にジョウイは日本にショーをするために来日している。
僕のジョーイに対する印象はBMXのスキルがとても高くて、スムーズでスタイリッシュなライディングをすることだ。
今回はインタビューをお願いしたら快諾をしてくれて、とてもラッキーだ。


Joey Garcia(ジョーイ ガルシア)の紹介

ジョーイはダートジャンパーとして活躍をしていた。
95年にX−Gamesで銅メダル、96年に金メダル、そして98年に銅メダルを獲得している。
ジョーイはスムーズでスタイルのあるライディングで良く知られている
それ以外は彼については僕はあまり知らないんだけど
詳しいことは彼のインタビューを読んでみることにしよう。

Paul Jones Zac Shawと Joey Garcia。イギリスからドイツへのロードトリップでの写真
joey04.jpg


Joey Garcia(ジョーイ ガルシア)のインタビュー

今回のお仕事インタビューは大物ライダーでファンも多いChad DeGrootだ


Chad DeGrootの紹介

1993年からフラットランドのプロライダーとして大活躍をする
その時期にリリースされたビデオの1つが下のものだろう
当時のBMXアパレルブランドPoorBoyのリリースしたビデオだ

PoorBoy-500Miles

2004年からプロライダーだけでなくスケートパークを自ら作り経営をしていった
同時に彼のライディングはフラットランドだけでなく、パーク、ストリートへと幅を広げていった
2004年にリリースしたBaco 10のChadのセクションが下のものでパークライディングと彼の面白いことが大好きな性格が現れた映像になっている

Baco 10 section with Chad DeGroot

Baco 10 section with Chad DeGroot from chad degroot on Vimeo.

Chadについてのもっと詳しいことはここに書いてあるよ

Chad DeGrootと僕

去年の8月にプロライダーたちのお仕事インタビューを始めてから11人をインタビューした
お仕事インタビューで僕が調べたかったことは、プロアスリートとして脚光を浴びて活躍していた人たちが、年齢を重ね30代後半、40代になったときにアスリートとして第1線から退いた後どうあるべきかということだ

アスリートとして活躍し、若い人たちの憧れの的であったが、現役を退くと普通の人になるのが、もったいないと思っている。
プロライダーを辞めてから数年後には、例えば「この経済誌に出ている○○って人は、昔、BMXのプロでチャンピオンだったんだよ!」と言われたい!一度でもプロライダーになった人はそう言われて欲しいというのが僕の想いだ


当初考えていたのアフター アスリートが素敵・かっこいいイメージは

今回のお仕事インタビューはプロライダーとして活躍し、その後プロライダーとビジネスマンとして活躍しているMike Ardeleanだ

彼のライディングしている姿は下の映像であるので、ライディングが見たい方はどうぞ

Mike Ardelean(マイク アーデリン)の紹介

最新のBMXシーンを世界に発信し続けている人がいる
今日はその張本人のStew Johnson(ステゥー ジョンソン) のインタビューだ

Stew Johnsonの紹介

テキサス在住でベジタリアン、BMXライダーでもあり、職業はBMXの映像作家
彼の作る映像はアメリカから発信され世界中に届けられる
性格はとっても温厚で落ち着いている男だ、さらに、困っているライダーを助けたりもする
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このブログのテーマの一つとしてある、アクション スポーツ マーケティングプロライダーのお仕事に関連する面白いデータが公開された
タイトル通りアクション スポーツ アスリートたちの長者番付だ
1位から10位を紹介します
みんなかなり稼いでますね

アクション スポーツ アスリートたちの長者番付

1. Tony Hawk(トニーホーク)

競技: スケートボード
年収: $1200万(約12億円)

99年に競技から引退したが、その後もトニーホークの名前を使った商品、トニーホークのブランドの販売で堂々の1位

トニーホークのインタビュー:歴史的プロスケーターで大企業家


2. Shaun White(ショーンホワイト)

競技: スケートボードとスノーボード
年収: $900万(約9億円)

夏と冬の両X-GAMESに出場するショーンホワイトはすでに10個の金メダルをX-GAMESで獲得し、06年冬季オリンピックでも優勝している。
去年にはショーン ホワイト スノーボーディングという彼のゲームまでリリースされている


3. Ryan Sheckler(ライアン シェクラー)

競技: スケートボード
年収: $500万(約5億円)

03年に13歳でプロスケーターになったライアン シェクラーは今やMTVでのTV番組"Life of Ryan"でティーンエイジャーの女子に大人気みたいだ
他、Oakley, Red Bull,Volcomを始めとするビックスポンサーがライアンには付いている

このお仕事インタビューでは年齢が30歳以上の人たちが多いが、今回は20代前半の男性のインタビューだ
カナダのBMXメーカーのMacneil(マクニール)でデザイナーをやっているHarrison Boyce(ハリソン バイス)が仕事感について話してくれる

Harrison Boyce(ハリソン バイス)の紹介

カナダのBMXメーカーのMacneilのデザイナーとライダーとして活躍している
クリエイティビティー溢れるライダーだ
詳しいことはインタビューで彼自身が書いているので読んでみてください

下の映像はハリソンがNIKEのイベントで子供たちにステンシルで遊ぶこと、何か作ることを教えた様子の映像だ
このようにして楽しいこと、仕事になるかもしれないことを子供に伝えていくのは素敵なことだね

Nike MAKE SOMETHING workshop with HARRISON BOYCE from Glenn PP Milligan on Vimeo.

Terrible Oneの経営者で超カリスマライダーのJoe Richの前半インタビューに引き続き後半をお届けします
今回は前半よりも深い内容になっています。楽しんでください
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photo by: John Povah

質問: 何が自分のビジネスを続けるためにやる気にさせるの?辛い時期を乗り越えられるぐらい What motivates you to keep running your business even going through hard times?